日記

お寺を継ぐ・・・副住職の決心

おはようございます。副住です。
連日の連載です。
大学と大学院の夏休みは長期で、8月9月と丸2か月休みなのです。
きっと社会に出るために、色々な経験をするようにできているのでしょうが。
私は修士1年の夏、友人と3人で勉強合宿をすることにしました。
2週間ほど、人里離れた施設で泊まり込み、本を持ち込み一日中勉強です。
そこで、私は仏教の基本(般若思想)をようやく頭で理解できる(正確に言えば、理解を超えることを理解する)こととなるのです。
まさに「覚醒」という言葉が相応しい、「あー、そーだったのか!!!」という状態です。
ただし、これはまだ頭での、知的レベルでの話です。
だけど、知的レベルにおいてでも、とてつもないことなのです。
仏教の教えって、本当だ!!! 真実じゃん!!! という状態。
これは知った人しか、わからない衝撃というか、気づきというか。そんな凄いことなのです。
それが明らかになったことで、これまで1年半勉強してきた表面上の知識も繋がってくるのです。
そうか! そういうことを言っていたのか!!!  仏教ってそうだったのか、親鸞聖人が残した教えは、そういうことか!!!!!!
こんな感じです。
ここまでくると、お寺を継ぎたいとか継ぎたくないとか、そんな問題意識はどーでもよくなります。
いわゆる、本当のこと 真実 それを知的レベルででも理解したら、そこから離れられないのです。
つまり、仏教が自分の生き方となってしまうわけです。
そこからは、私の場合、継げるお寺がすでにあったので、すんなりと継ぐ気持ちとなったわけです。
ですから、修士1年目の秋頃には、そのような状態になっていたわけです。
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お寺を継ぐ・・・副住職の体験(その1)