おはようございます。住職です。
数か月前、新東松山斎場にある終活相談センターにお問合せをいただきました。
ご相談内容は、とある「集会所で終活講座を開催したいのですが、どなたも講師をお引き受け
いただけなく困っていた所、終活相談センターがあったので、引き受けてくれないか?」
との事でした。そこで指定された日が、12月14日の土曜日。
ご法事があるからお断りしようかと思っていたら、父が「大丈夫、私がご法事できるから」
というので、先方はお困りのようだったし、終活講座をお引き受けいたしました。
そんな訳で、資料づくりなどをしなくてはなかったわけです。
もちろん、これまでの私の調査研究(総合研究所)の知識や資料があるので
資料づくりに困ることはなかったのですが、その分、危機的追い込まれ具合が足りず、
ダラダラとやってきてしまっており、前日(13日)に、急ピッチで仕上げることと
なってしまいました。ある意味、疲れました。
そんな訳で、昨日行ってきた場所は、根岸集会所。
![](http://saisyoji.jp/wp-content/uploads/2019/12/ねぎし-1024x768.jpg)
JCの先輩Uさんのご自宅のちょっと先。東松山市内にある柏崎というところをちょっと川島側に行った
ところです。環境センターとかがある場所。
![](http://saisyoji.jp/wp-content/uploads/2019/12/集会所-1024x768.jpg)
こんな建物でした。「おぉ!THE集会所だ!!!」と思いました。
参加された皆さんは、ここら辺の地域の方約30名?
講演時間は50分。
私は、これまでも色々な場所で講演をしているので、人前で話すことも時間配分も何の問題もありません。
私が慣れている人数は、聴衆が70名以内くらいまでです。70名以内くらいだと、聴衆者と話題につい
て、キャッチボールができる雰囲気となります。だから全体感が生まれてくる。寝る人もほぼいません。
80名を超える規模になってくると、空間の雰囲気が変わるというか、同じ話をしたとしても、笑が起きな
かったり、聴衆者の反応が異なってきます。恐らく、聴衆者が周りのことを気にし始める人数なのだろうと
思います。ですから、話し方などを変える必要や、空間の雰囲気を制する演者の力量が、より問われてくる
のが、80名を超える人数なんだろうと私は感じています。
80名を超えてくると、キャッチボールを求めるのが難しくなりやすいので、演者が話題内容に入り込む必
要があるのです。
ある種、聴衆者に共感を求めようとすると、反応が今一となりやすいので、こちら側が逆に動揺する事態と
なっていくのです。
ですから、私の場合、演者に成りきるスタンスで臨まないと・・・と思うようになり、全体感を求めない覚
悟が必要となってきます。こうなると、寝る人がでてきます。
これらは、私のこれまでの経験から、何となくそう感じるものなのです。体感したものですね。
私の場合は、70名以内くらいの方が、好きなのです。楽しくできるし、全体感があるから。
80名を超えてくると、ちょっとシンドイな・・・となってくるのです。
きっと、これは経験値の問題もあるのだと思います。
そんな訳で、昨日はご法事を父に任せ、11時から講演を行って、楽しくやってきました。