日記

刑務所の教誨が再開

こんにちは 住職です。

先ほど、川越少年刑務所より電話を頂戴しました。

緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月から教誨が再開される旨のご連絡でした。

刑務所は法務省の管理なので、当然ながら政府の指針に従います。

緊急事態宣言が発令されるまでは、教誨は続けられていましたが、発令後すぐに教誨師にも

連絡が入り、緊急事態宣言が発令された為、しばらく教誨は控えていただき、再度発令が解除されたら

引き続きお願いします。とのご報告も4月10日頃に受けました。

刑務所の教誨師担当職員の先生には、大変なご苦労をお掛けしております。

今回のように、それぞれの教誨師に用件を伝える為、電話連絡せねばならないのです。

この作業だけでも大変。有難うございます。

それにしても、今このブログを綴っていて、担当職員さんに感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、

そもそも緊急事態宣言によって教誨が自粛となったことを振り返ってみると、大変な事に気づいてしまい

ました。つまり自粛ってことは、教誨は「不要」の位置づけと言えてしまうんじゃ??(微妙)(笑)

確か、緊急事態宣言は「不要」な外出を控える!ってことだったはず。「要」の外出はOKだったはず。

となると、緊急事態宣言で教誨が自粛となったこと=緊急事態の時は教誨は「不要」という位置づけになる

ってことでは!? おぉ、すごい余計な事に気づいてしまった。

面倒くさいことを言うつもりはないんだけど、緊急時には「不要」と位置付けられることを、

私はそれなりに真剣にやってきてたのか・・・そう考えると、ちょっと寂しいな。

まぁ、公的機関でウイルスを拡散させない為、しかも刑務所という三密が揃う施設の安全を守る為、

教誨は「要」なんだけど、仕方なく自粛することとなった!と受取っておくことにしよう。

そうだよね。そりゃそうだよ。だって、被収容者(受刑者)に感染者でたら、大変なことになるもん。

教誨師の誰かが感染して、知らないまま教誨してたら、被収容者が感染してしまい、

さらに同部屋の人達含め、その刑務所で蔓延することとなっちゃうんだもん。

それを警戒して自粛となったんだ!きっとそう。そうにきまってる。