おはようございます。住職です。
残念ながら、今朝は小雨が降っていて、運動を控えることとなりました。
さて、昨日私の書斎にある5年ほど使用していたプリンターが、突然壊れてしまいました。
いつも通りにプリントアウトしようと印刷ボタンを押したのですが、排出されてくる紙は真っ白なまま。
あれ?と思い、何度か繰り返したのですが、真っ白い紙が排出さえてきます。
そこで、残量が少ないと表示されていたインクを交換したら、エラーナンバー1405と表記が。
急いでネットで調べてみたら、プリントヘッドの故障!とでていました。
しかもプリントヘッドは市販されていないようで、修理となります!と紹介されていました。
さらに、修理も結構な値段がかかるので、購入した方が安い(得)こともある!などとありました。
確かに、以前プリンター修理に出したら、新品買った方やいいじゃん!と思える値段を請求されました。
昔の日本(私が小学生とか中学生の頃)の電化製品は壊れないし、修理出しても安かったから長く使えまし
た。しかし、これだと電化製品会社は儲かりません。因みに私のプリンターはキャノンなのです。
以前、西照寺のご門徒さんでキャノンにお勤めの方とお話した内容を思い出しました。
キャノンはカメラとかを売っていたのですが、昔は商品を素晴らしくしすぎて(壊れない)、結果、
長持ちするから売れなくなって、それが失敗だった!と反省があったのです。そこから、キャノンは
消耗品を重視する方向へとサービスを転換していったのです。と教えてくれました。
今思えば、なるほど!と思いますね。私のプリンターはキャノンですが、これも数年で壊れるように作られ
ているのです。技術的には、何十年も壊れないものを作れるはずですが、これだと新たに購入しなくなって
しまうので、会社としては自分の首をしめることと同じなのです。だからこそ、3年から5年程度で壊れる
ように作られているのです。私の場合、たぶん購入してから5年ほどだと思いますが、それ位で壊れまし
た。プリンターが壊れると困るのが、インクジェットなのです。私は毎回インクが切れ度に、すぐに交換し
ないと進まなくなる為、予備のインクジェットを購入しているのです。
このインクジェットも正規品なので、結構高いんですね。先ほどのキャノンのご門徒さんが言ってましたが
、この消耗品があるから、キャノンは収入が見込めて、経営が安定するのでしょう。だから、これも
キャノンの戦略なのだと思うのですが、一番不便なのは、プリンターを買い換えると、以前のプリンターで
使っていたインクジェットの予備が使えないことなのです。 プリンター毎に、インクジェットの型番号が変
わるんです。あげく、ストックしていたインクジェットが無駄になってしまう。本当にこれは顧客目線では
ないと思います。文句いいたいもん。
しかも最近の新しいプリンターは、使用するインクの種類が増えている。
昔は5色だったのに、最近は6色とかになってる。
プリンターが壊れることが事前にわかっていれば、ストックも控えるし、何なら未使用のインクジェットを
キャノンが買い取ってくれてもいいのに!とさえ思ってしまいます。
私の不満はそこだけですね。
数年で壊れるプリンターの再購入はいいでしょう! 納得します。 3~5年で壊れてもいい!
でも、インクジェットだけは何とかして。正規品を購入しているんだから。
無駄になってしまうし、今の時代的ではありませんね。無駄になるくらいなら、引き取って再利用してほし
いです。
たまたまプリンターが壊れたことによる末端の顧客の不満の叫びでした。