おはようございます。住職です。
そもそも、江戸時代に多くのお寺が存在することとなり、既に明治期には確か全国でお寺の数は7万件あっ
たような記憶があります。
(以前調べたことがあったのですが、その時に確か明治時代のお寺の数も見たような記憶があるのです。勘
違いかもしれませんが)
少なくとも、昭和初期には7万件あったように思います。

以後、現在でもお寺の数は7万7千ほどあります。大手主要コンビニの総体数よりも多いのです。
確かコンビニの数は5万店舗です。

それに対してお寺は7万7千ほどあるのです。多すぎですね。
当然、お寺は商売ではありませんから、目的として利益を追求していません。
しかし、お金が回らなくなると、運営ができないので潰れます。
お寺が潰れることを、解散といいます。
お寺だから!と言って、電気代やガス代などが免除されるわけもなく、普通です。

お布施に対する税金と境内地に対する課税は免除されていますが、お布施以外の収入には課税されます。
施設は老朽化すれば、お寺のお金で修復しないといけないし、維持管理にもお金は必要です。
正直、私もお金のことなんて考えないで活動できればいいと思いますが、そんな訳にはいかないのです。
経済社会に生きるって大変なのですね。
西照寺を含め、全国のほとんどのお寺は、経済的な運営問題を抱えているのです。
言うか言わないかだけの話しなのです。