こんにちは 住職です。
世間では、今日はクリスマスイブです。 私達お寺の世界では、僧侶個人という意味でも、あまりクリスマ
スのイベントを喜ばない風潮があります。世間ではクリスマスとかやってるけど、俺たちは流されないよ
な!みたいな(笑) 今の私的には、別にいいよね。という感想です。
もちろん、仏教の教祖であるお釈迦様のお誕生日である花祭りもお祝い。
親鸞聖人のお誕生日の降誕会もお祝い。
それらをお祝いするのは当然として、他宗教の教祖のお誕生日をお祝いするのだって、いいじゃありません
か。自分のところのお祝い事だけしか認めないような狭い教えでもなかろうに。と個人的には思ってます。
例えばですが、浄土真宗であるならば、親鸞聖人の師である法然聖人のお誕生日お祝いをすることだって
当然だとも私は思ってしまいます。浄土真宗のお寺では、あまりやらないのだろうけれど。(-_-;)
最も、今の日本のクリスマスはイベント化しすぎてて、もはやイエス・キリストの誕生祝いという感じでも
なさそうですね。
だったら、尚の事、意味だけに拘らないで認めれしまえばいいのかな!?とも思います。
私個人的には、ケーキ食べたり、世間でのイベントに参加することは、全然構わないと思っています。
もっとも、お寺でお祝いするような事はありませんよ(笑)
お寺でお祝いするのは、当然花祭りと降誕会を主に限ってしまっているのだけれど。法然聖人のもやるべき
じゃないか!と思い始めていますが。
しかし、お寺ではなく、個人的な生活の中では、世間的イベント(イルミネーションやケーキ食べたり)に
流された生活をしていることも事実です。
だからこそ、クリスマスがある意味羨ましいですね。これだけ日本社会がイベント化してしまう影響力が
あるのだから。花祭りもそうなって欲しいくらいです。