おはようございます。住職です。
唐突ですが、今朝、ふと風呂敷の結び方が気になったので、ネットで調べました。
すると、風呂敷の結び方を教えてくれる動画(youtube)が沢山あがっています。
結び方などを調べる際、私のこれまでのイメージだと、絵に解説がプラスされていて、
結局、よく判らないこともあったので、あまり調べることをしませんでした。
しかし、今朝調べてみると、動画で紹介されているのです。
見てみると、非常にわかりやすい!
しかも、知らない結び方なども動画で紹介されていて、非常に勉強になりました。
そんな事もあって、現代社会はとても便利で、インターネットを使えば、手軽に情報が入手できる
ことを痛感させられました。
風呂敷の結び方の動画が、とても判りやすかったので、これまで正式にはしらなかった、茶器の箱の
紐の結び方や、巻物の最後の紐の結び方なども、検索してみました。
そしたら、動画があるわあるわ! 素晴らしい!と、心の中で叫んでしまいました。感動です。
風呂敷や茶器、巻物などは、現代社会ではあまり馴染みがありません。
私は40代半ばですが、私の年代であっても、茶道でも嗜んでいなければ、あまり使わない物ばかりです。
もっとも、西照寺はお寺なので、巻物や茶器もありますが、私はあまり扱いません。
しかし、40歳頃に、私の環境が急激に変化した中で、扱わないとダメになったのです。
これまで、見様見真似で結んでいましたが、今朝、動画をみることで正式な結び方を覚えました。
馴染みが出てくると、不思議と覚えますね。興味もでます。そして、結び方も簡単。
特に風呂敷の結び方は、さまざまあって、一枚の布なのに、色々な包み方ができ、しかも包み方に応じた
結び方まであるのです。昔の日本人は、きっと風呂敷で色々な物を包んでいたのでしょうね。
その中から、必要に応じて、新たな結び方や包み方が工夫されてきたのだと思わされました。
そう考えると、日本人って、色々な状況に適応しながら生きてきた、生命力みたいなものを感じました。
凄いな!と、思わされました。工夫する生き方って、大事ですね。 勉強になりました。