日記

地方消滅論 地方の底力 地方の魅力

こんにちは 副住です。
昨日は浄土宗の大本山である増上寺さまに寄せていただきました。
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増上寺さんは東京タワーの隣にあります。とても良い場所
増上寺
昨日の14時から16時まで、浄土宗総合研究所さんの公開講座が開催されまして、
浄土真宗総合研究所から私が出向させていただきました。(参加ということです)
公開講座のテーマは「人口減少社会について考える」~「地方消滅」論とまち・ひと・しごと創生から~というものです。
私も今後のお寺のつくり方を模索する上で、また比企青年会議所にとっての課題とも重なり、個人的にも興味のある分野だったので、有難かったです。
ご講師は首都大学准教授の山下祐介氏。
山下祐介さん
近年話題となった「地方消滅」論を唱えた増田レポートに対する反駁という立ち位置でのお話でした。
山下先生は、著書も出版されており、新聞にも載っています。

先生のお話には、とても大切な視点があり、その視点はお寺との相性も抜群であって、お寺の者として責任を感じる内容でした。
若干ポイントを紹介するならば、経済重視・市場重視という現代日本社会のあり方に、知らない間に国民が染まっていくことによって、
お金を第一とする価値観が定着。この価値観こそが問題であり、そこからの脱却をはかることが地方の存在意義を高める結果へとつながるのであろうという事だと
私は受け止めました。要は心の問題ということです。
地方には、様々支え合いが行われていて、そこも含めて豊かさではないのか?ということ。
(例えば、野菜がとれたからご近所に分け与えるなどの行為だって、お金に換算できない価値観であって、それを含めた豊かさが地方にはある)
しかし、現在の日本では、都市で年収500万の人と地方で年収300万の人だと、比べると都市の人の方が豊かだと思われてしまっている。
結果、地方の人は豊かではないから、可哀想。との気持ちになる。こうなると、格差社会、あるいはそれが差別へと繋がっていく可能性がある。
現代日本社会は方向性を誤ると、排除や上意下達という論理が生まれかねない。
しかし、実際はそうではないかもしれない。年収500万の都市の人は、食料もサービスもすべて購入しなくてはならないが、地方の年収300万の人は
周りの支え合いが強い分、食料も分けてくれたり、何かがあれば、気にかけてくれ助けてくれるという安心感もある。都市よりお金を使わない生活があれば、
都市より豊かかもしれない。
お金だけを見れば、都市に分があるかもしれないが、安心感というものを見れば、地方に分がある。問題はどこに価値観をもっていくのか?ということ。
現在の日本はお金だけをみるように!と政策の中に見え隠れするような事態となっていますが、そこに乗っかっていって今後の日本に未来があるのか?と問う先生でした。
僕もそう思います。先生に同感。ただし、価値観を変えていく流れをつくることもとても難しい。しかし、一歩を踏み出さないと、いつまでたっても進まない。
僕は大変な時代に生まれてしまいました。と思うのです。
因みに、増田レポート「地方消滅」論は、お金だけを見ろ!という姿勢で書かれた本であり、それが元総務大臣まで努めた方が書かれた書物であるところに大きな問題があると思われます。
私は「地方消滅」論を読んでいないので、これを機に購入して読んでみようと思います。
もちろん、その後に山下先生の著書も。

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