日記

神は細部に宿る

こんにちは。住職です。

昨日の仏前結婚式のリハーサルは、疲れました(笑)

始めてのリハだったので、まずは13時から15時までをスタッフのリハ。

続いて、15時からは新郎新婦当事者とのリハ。

16時過ぎに終わり、片付けをして全てが終わったのが17時。

始めてのリハでしたので、用意した資料を配布し配役も決めて、説明しながら動きを確認。

まずはスタッフとのリハでは色々と質問がきたり、確認が多く、さらには改善点の指摘まで入り、

結果的に大変意義深いこととなりました。

その後、新郎新婦とのリハでは、動きを説明し、実際にやってもらう。実際の式をイメージしてもらい

動きはゆっくり!動作も丁寧に。そして発言部分があるのですが、そこも両者の呼吸を合わせることが大事

である!と説明。次回の16日の最終リハに備えて、練習してきてもらうこととなりました。

また、新郎新婦からの希望も取り入れつつ、改訂箇所を把握しました。

それら、スタッフと新郎新婦からの意見を取り入れる為、忘れないうちに!と思って、17時以降から今度は

作っていた資料を改訂。大きな変更はないものの、順番の入れ替えや、削除項目、あるいは付け加える箇所

などを盛り込み、今度はそれに合わせて司会の発言も若干変更。

より具体化されました。

マイクや音響のテストもできたし、やっぱり事前準備が本当に大切。

当日2週間前ですが、この時期にリハしたことはベストでした。

もちろん、当日2週間前までには諸々の備品を揃えて、式の内容もだいたい把握しておき、さらには

結婚式用にある人と相談しながら、準備を進め、だいたいの下準備が終わっているのです。

その下準備をほぼ終えた上で、さらに細かなタイムテーブルや司会発言、スタッフの動きなども

紙面に落とし込んだ資料を用意した上で、2週間前にリハを行う!ここが大事です。

こんなに準備を着実にしてきたにも関わらず、リハではやっぱり思い描いていたこととズレがでてくる。

そのズレも、本当にちょっとした部分なのです。後から振り返れば、意思疎通のズレ程度のことなの

ですが、しかしその意思疎通のズレが大問題になるのです。

大局的にはまぁまぁ完成してはいるんですが、細かい点は、リハでないと気付けないことが改めて

わかります。

神は細部に宿るなどと聞いたことがありますが、本当にそうなのです。

細かい部分を見れば、ちゃんと準備をしてきているのか、適当にやってきたのか?が見て取れます。

細部への拘りにこそ、本質が見えてくるものなのです。

その意味では、西照寺の仏前結婚式は、きっちりしたものとなるでしょう。

さてさて、あとは16日の本番リハーサルがどうなるのか? この件は、それまで待つだけです。