日記

感染拡大 デルタ株を拡げない為に 

おはようございます。住職です。

連日、感染拡大が報じられていますね。西照寺でも、感染拡大を助長しないよう、取り組みを検討していま

す。先日お世話になっている(医療関係にも通じている)方から聞けば、デルタ株は猛毒のようなものだか

ら甘く見ない方が良い!との情報を受け、私も信頼している方からの情報だったので、アドバイスを大事に

考えるようになりました。

すると間もなく、アメリカのCDC(米国疾病対策センター)のよれば、デルタ株の感染率は水疱瘡のように

高く、ワクチン接種者でも屋内でのマスク着用を推奨しているとのことです。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-idJPKBN2F02MV

イギリスでは、ワクチン接種者への緩和が進みますが、イギリスとアメリカでは対応が逆になっています。

私も、これまでは高齢者のワクチン接種率が高くなり、緩和の方向へと徐々に切り替わっていくのだろうと

考えていましたが、デルタ株についての知識がなく、これまでの新型コロナウイルスを基準とした判断で

あったことを痛感させられています。どうやら、デルタ株は従来とは別物と考えた方がよさそうだ!と

今更ながら思わされています。

今は、感染者が多いものの、重症者や死者数がそこまで跳ね上がっていませんが、感染者が多くなれば

医療が対応できなくなり、遅れながらも重症者や死者数が多くなっていく可能性も考えられます。

今は大丈夫だけど、少し先の未来に不安がある為、私はできるだけ今は感染拡大に寄与しない方向で

物事を考えるように至りました。

しかしながら、私も若干の慣れがでてきてしまったことは事実です。これは人間的にどうしようもない

事だと思います。人間はそれぞれの環境に慣れることで、生きていける生き物かもしれません。

ただし、ここで大事なことは、慣れて適応できてこそ!という部分なのです。

今は、感染症に慣れてしまったけれど、感染症に適応できていない状況。

この状態は危険だと私は思います。

危機に慣れて、その環境に適応できれることで、人類は生きながらえてきたのです。

しかし、危機に慣れるだけで、その環境に適応できなければ、やはり大きなダメージを受けざるを得ません

今は、そんな状況に近いような気がして、私自身も含めて、あまり良くない状況なのかもしれません。

そんな事を思いながら、今できる可能な限りの大人しさ。普段と異なることをしない!

特別に出かけない。気を付けて必要最低限の他人との近距離での接触とする!など、一応の意識だけは

もっておきたいと思っています。それでも、やはり慣れてしまっている以上、難しい部分もあると思いま

す。これくらいは大丈夫だろう!と、思ってしまう部分もあるのです。