おはようございます。住職です。
昨日の夕刻は、仏前結婚式の最終リハを行い、無事、何とかできそうだ!との感じになりました。
全員でリハを行ったことで、これまで視点があたってなかった部分も明らかになり、より改善できる
ようになりました。
また、細かい部分の確認も、全員リハで気づけたことが多々ありました。
やっぱり大事ですね。本番さながらのリハーサルは。
さて、こんな事を綴らなくてもいいのですが、昔の私であれば、よくそんな面倒な事(リハ)やるよね!
何の為にそこまでやるの? 何だかんだ言って、単に好きでやっているだけなんじゃないの?
との穿った見方をしていました。
私は若い頃に、上記のような穿った見方をしていたのですが、その後の色々な人生経験の蓄積で
以下のような考えに至りました。昔の自分に向けて、また私のような人に向けた答えとして
以下を綴ります。
もちろん、こんな事をやるなんて、全員にとって面倒極まりないことだと思います。
そんな事は当然なのですが、しかし、しっかりとやる!という姿勢。
それが仕事でもあるし、何より「信頼」なのです。
だからこそ、面倒な事は当然なのですが、その先を目指すわけです。
好きだからやっている!との論は成り立ちますが、好きの内容が問題です。
私の場合は、「信頼」を裏切らない為に努力する自分の姿勢が「好き」なのかもしれません。
だから、しっかりやる! 面倒な事でも、自分が約束した以上、しっかりやる!
これは自分との戦いであって、人がどうのこうのではないのです。
この自分と戦っている姿勢が、私は「好き」なだけ。
だから、面倒な事でも、乗り越えようとする。頑張る。ただそれだけ。
昔の自分に、「何の為にそんな面倒なことやっているのか?」と聞かれたら、今の私はそう答えます。
同じ私ですが、人生経験を得ると、こうも考え方がかわるものなのだな。と思うと、諸行無常がしみじみと
頷けます。