おはようございます。住職です。
昨日、頼れる異業種仲間が西照寺に来てくださいました。ご遠方有難うございました。
私の相談と雑談を交えながら、昼食も共にし、結局4時間もご一緒いただけました。
異業種で、ある意味では同じ価値観を共有する仲間というか同志というか。そんな人なのです。
ですから、昨日のお話は、とても勉強になるお話ばかり。刺激も受けるし、励みにもなりました。
さて、私からの具体的な相談と言うのは、本を書きたい!と言っていたことに関してなのです。
本を書くと言っても、出版社から依頼されたわけでもないし、自分で勝手に書くわけですから、
自費出版となります。自費出版って、どれだけお金がかかるのか?わからない。
ネットで何となく調べてみても、数百冊か千冊単位からスタートするので、数百万は必要ともある。
それは流石に無理なので、だったらWeb出版でもいいかな。と思っていたのです。
ただ、そのWeb出版であっても、幾らかかるんだろう? どうやればいいんだろう? との疑問が。
それらの知識が全くないから、仲間に相談させてもらったのです。
出版社から依頼されて本を出す場合、出版社は売ることが目的になるので、内容構成も出版社の厳しい
目が入るのだそうです。書籍の題名や、小見出しや目次など、細かな部分まで出版社のプロの目が入り、
著作者との激しいやり取りがあるのだそうです。
しかし、自費出版の場合、出版者のプロの目が入らない。つまり、プロが売れるようにコーディネートして
くれるわけではないのです。だから、文体や題名、章立てや目次など、著作者の自由。
その代わり、自己責任みたいな感じなのだと思われます。
出版者を通じて世に出る本は、売ることが目的となるので、最低でも数千部から数万部が印刷されます。
数百部なんて考えは毛頭ないのです。(学術的な専門書の場合は例外)
このような仕組みで印刷業界も、おそらく成り立っているのだろうと思われます。
つまり、一冊の本をつくるのに、最低でも1頁の印刷が数千枚以上の単位でないと成立しない構造。
こうなると、印刷代だけでも金額が高騰してしまいます。
このような背景があって、自費出版でも最低部数が大量となるし、金額も高額になってしまうのかも!と
少しわかったような気がしました。
それが今は、技術が進んだこともあって、従来型のかなり手間と枚数が必要な印刷から、もっと小回りの利
く印刷機器もできているそうで、そちらを専門とする業者さんであれば、自費出版のような小規模な印刷物
も、対応できると教えてもらったのです。これまでのように、数百万程まではかからないみたい。
また、Web出版もWeb用にデジタルの体裁を整える作業が必要なので、そこをプロにご依頼できれば
そちらの方は、もっと費用はかからない!との事でした。
なるほど! とても参考になるお話が聞けて、私的には大きな壁に風穴が開いたような思いになりました。
本を書くことまでは公言できても、出版までこぎ着けられるかどうかが未知だったから。
これで書籍としてか、Webとしてか、その形態は未定としても、可能性が見えてきたので、本格的に
本を整えていかなければいけなくなってきました。
コロナが落ち着いて、社会的にもリアルの活動が増えてきました。私も同じです。
その為、これまで在宅時間が長く体力的に楽だったのに、外出機会が多くなり、疲労感がでてくるように
なってきました。慣れるまで、ちょっと時間がかかりそうですが、本を整えるには、ちょっと時間が必要
そうです。私は来月半ばまではちょっと余裕がないので、5月中旬から本格的に取り掛かることにしようと
思います。7月頃までには、ある程度までは進めいこうと思います。公言していかないと、なかなか進まな
いからね。