行為を丁寧にする

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

今日は最近妙に腹落ちしてきたというのか、大事なんだなぁと思えるというか、意識をするようになった

ことを綴ってみようと思います。

お坊さんをやっていると、ご法事の際など、事あることに、仏教のお話をする機会があります。

私の場合、大学時代以降に仏教の勉強をし、自分自身が本心から仏教に納得できるのか?をベースに

教えを学んできました。つまり、我が毎として、教えを学んでみたのです。

かなり苦労しましたが、とある出来事を通じて、仏教が心から頷けてしまったのです。

もちろん、仏教には沢山の経典がありますし、私は全て読んでいるわけではありません。

しかし、核となる部分については、本当にその通りだ!と思わされてしまったのです。

以来、なるべく自分なりの言葉で、仏教のお話をしてきました。

例えば、仏教は諸行無常と説きます。常なるものは何もない。いわゆる、物事はすべてが変化し続けている

との教えです。頭で考えれば、そうだよね!と理解できるのですが、私達の心では、そのことが全く理解で

きていないのです。従って、以下のようなことが度々起こります。

スケジュールをたてる。ダラダラ過ごしてしまう。貯金をする。感謝ではなく文句を言ったりする。等々。

上記は当たり前にやってしまう私たちの行為です。

でも、この世界の真実は、諸行無常。いわゆる、常なるものは何もない=一瞬先は保証されていない。

とのものです。それなのに、私達の心はそのことがわからないので、一瞬先も今と同じように続くのだ!と

錯覚を起こしてしまうのです。

私は僧侶として、幾度も事故や急病で亡くなった方をみてきました。

ご遺族の方々は当然受け止めきれません。何故だ? どうして? と言われます。

当然ですよね。 もし同じような境遇を迎えたとしたら、私もそう思うはずです。

これが、諸行無常が心からわからない。という私達の心の闇なのです。

だから、明日も明後日も、今と同じように続いていく!と思っているのが私達。

続いていくのだから、スケジュールもたてるし、貯金もします。

大切な家族であっても、続いていくからこそ、感謝よりも文句が先に口をついてしまう。

明日も明後日もくるのだから、今はダラダラしたっていいよね!となってしまう。

しかし、もし明日亡くなるとわかったら、どうでしょう?

おそらく、ダラダラするような時間はないでしょう。文句ではなく、今までありがとう!と感謝の言葉が

でてくるでしょう。

諸行無常という教えだけで、私達の普段の生活を振り返って、反省させられる部分がみえてきます。

例えば、私は上記のような話をしたりします。当然ながら、話している私自身だってできていないのです。

もちろん、それも言います。しかし、こんな話をさせていただきながら、実は自分に言い聞かせている

側面もあるのです。

私は上記の様な話しを何度もしてきました。そうすると、私の心の中で少しづつ、その教えそのものが

蓄積されてくるのでしょうね。ちょっとづつちょっとづつ。

おそらく、そんな蓄積が原因なんだろうと思うのですが、私は最近、以下の様なことを思うこととなってき

たのです。

諸行無常ということは、毎日が当たり前ではない。一瞬一瞬が貴重なんだ! ということは、今を一生懸命

生きることこそ、実は大事なんだ。(←ここまでは今までも思っていたこと)

となると、一つ一つの行為をもっと丁寧にすべきなんじゃないかな!?と。

これまでの私は、行動を丁寧に!などと全く思ったことがなかったのです。

だから、最近自分がそんな事を思うなんて、妙に不思議なんですね。自分の性格上、そんな事は思わない。

つまり、そんな私を、こんな風に思わせるご縁にあったということなんです。

もっと言うと、そんな事を思わない私だったのに、そんな私をも変えていく「何か」があるということなの

でしょうね。

しかし、よくよく考えてみると、一つ一つの行為を丁寧に!との姿勢は、現代社会にこそ、大きく求められ

ていそうな気がするのです。でも、忙しなさに追われて、雑になってしまうのが現代だし、丁寧にやろうと

するには、心から丁寧にしなきゃ!と納得できるメンタルがないと、なかなかできないことだとも思えて

きます。そういう意味では、私はご縁にあうことができたことで、ようやくそんな気持ちになれてきたんだ

なぁと思わされているのです。

夏が変わったから

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

今日も暑くなりそうです。もう梅雨明けたんじゃないかな!?と素人ながらに思います。

今はまだ過酷な暑さに適応できていない可能性もあるので、無理はしないよう、身体を暑さに

慣らせていかないと危険です。私はまだ筋肉痛があるので、あと少し休息します。

その後、walkingを再開したいと思います。

実は8月の6日だったかな!? 地域の清掃、「藻狩り」があるのです。

これは私が一番恐れている地域のお掃除。朝8時頃から始まり、11時頃まで続くようです。

日曜日に行われるので、私はご法事があるので早退させてもらうのですが。

しかし、早退するからこそ、私は気張ってしまうタイプで、頑張ってしまうのです。

しかし、酷暑となる場合が多いので、その場合、大変なのです。

それが8月6日?にあるのです。それまでに、身体を十分に暑さに適応させておかないと

倒れてしまう懸念があるので、それまでに身体を暑さに順応させておくことが、私の近々の目標。

日中の暑さの中、3~4時間程、動けるようにしておかないといけません。

ただ、今年の夏は暑そうだから、それが心配ですね。もはや、私が小学生だった頃とは気温が違います。

全くの別物。私の記憶では、私が小学4年生頃、真夏の天気予報でも埼玉の最高気温は31度予想!

とか言っていた記憶があります。それに対して、沖縄は33℃予想!とか言われていて、沖縄って

暑い場所なんだな!と、よく思っていた記憶があるのです。

それが今や逆。沖縄は当時と然程変わらないけど、埼玉の予想最高気温は38℃とか言われています。

もはや埼玉は、当時と暑さの次元が違う。

ついつい同じ場所で夏を迎えているから、当時の常識で考えてしまいがちなので、気を付けなければいけな

いのです。

身体を労わって

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

今日は日曜日、西照寺ではご法事が勤まります。

身体が筋肉痛で痛いですが、ご法事には影響ありません。

今日は朝から暑いですね。体調に気を付けながら、活動を致しましょう。

私はここからが踏ん張りどころ。富士登山は私的なことでしたが、どうも肉体的疲弊感は否めなく、

しかし、だからと言って、体調を崩すわけにはいきません。連日、予定が詰まっており、今月はこれから

築地に行ったり茨城や栃木に出向したりと、移動を伴う仕事が待っています。

そこに、会議やMTG、ご法事が連日のように重なっているので、体調を崩している余裕はないのです。

でも、こういう時に限って、乗り越えた途端に発熱するパターンが定石なのですね。これまでの私は。

なので、なるべく身体を労わりながら、余計な予定は詰め込まないようにしています。

以前は、時間に追われるスケジュールをたてていましたが、幸い、今頃は次々に時間に追われる

スケジュールとなっていないので、そういった意味では昔と違うので楽なはずなのです。

富士登山 持ち物リスト 天気悪いけど、やる

投稿日: カテゴリー: 日記

こんにちは 住職です。

東京盆の最中、お参りは父親にお願いし、私達家族で富士登山に挑戦!

どうしても、子供の休みに合わせると、ここしか行ける日が無かったもので、無理やりそうしました。

行ったのはいいんだけど。。。

今回の富士登山は、妻子は初めてなので、バスツアーに申し込み。

バスの車内から見た、富士山です。ご覧の通り、富士山の天辺には変な雲が。

この雲がかかっているときは、富士山は嵐のように風が強いんだそうです。

さて、私は10数年前に、富士山に登った事があります。頂上まで行って、ご来光を体感しました。

妻が前々から行ってみたいということで、今回企画。

そこで、当日までに妻子の登山用具を買い揃えました。特に靴は大切なので、ちゃんとした物を。

そしてレインウェアも購入。手袋に携帯酸素やヘッドライトなども購入。結構な出費となりました。

私の過去の経験から、富士山頂上は猛烈に寒かったので、防寒対策だけは念入りに。

当日の持ち物。

私のザックだけ、10数年前に買った35リットルの登山専門ザック。

妻子は大きめの普通のリュック。

持ち物は、

上のシャツ(ユニクロのヒートテック)を2枚

富士5合目の着替えで、一枚着て、8合目の山小屋に着いたら、もう一枚に着替えます。(汗かいてるの

で、山小屋に着いたら、翌日の格好に着替えて仮眠します)

速乾シャツを2枚。(5合目で一枚着て、山小屋で着替える)

レギンス(タイツ)1枚。(山頂に向けて、山小屋で履く)

吸汗速乾のシャツ1枚。(山頂に向けて、山小屋で着る)

フリースなど厚手のトレーナーを一枚

★冬に着るようなダウン。(山頂に向けて着る)

レインウェア上下

ヘッドライト

携帯食べ物(カロリーメイトやバー類 6つくらいあればいいかも)

★ガムテープやビニール袋(ビニール袋は一人数枚あって良い。ゴミ入れにもできる)

★帽子とサングラス

手袋(軍手でも良いけど、スキーで使うような防寒性が高いものの方が安心)

カイロ(山小屋で寝る時や山頂アタックの時、あった方がとても良い)

(山小屋では、寒くて眠れなかったという人が複数人。私はカイロ貼って寝ました)

小銭100円玉を2000円分くらいあった方が十分。トイレにお金が必要だし、何か買う時も小銭が役立

つ。だいたいトイレ1回で200円や途中の小屋で飲み物等買うにも500円~800円などが多い)

★日焼け止め

ウェットティッシュ&からだ拭きシート(これは貴重だった。山小屋で着替える時、気持ちよかった)

上記で綴った太字は必需品。ガムテープはなくてもいい。万一の時にあったら使えるもの。

以下は、私は持って行ったけど、要らなかったものなので、ご参考に。

▼携帯酸素(ガイドさんが言っていたけど、下山の時は使っていいけど、基本不要)

▼トイレットペーパー(ネットで書いてあったので、持って行ったけど、使わなかった)

▼水筒(山小屋でも山頂でも暖かいものが売っていた。高いけど、買える)

登山は、荷物を如何に減らしてザックを軽くできるかで、労力も変わるから、不要なものはなるべく

持って行かない方がいいです。

あと、持っていけばよかった!と思った物を追記しておきます。

★シップなどの筋肉の疲労を緩和させる薬(山小屋での仮眠の際、あったらよかった)

以上です。

さて、以下は私達の経験。

上記写真の通り、富士山頂に雲がかかっている悪条件で、5合目に着いた時点で暴風雨。

一応、現地について、コインロッカーに登山時に不要なものを預けて、着替えをし、屋外に出たら

猛烈な暴風雨。素人的に、これは登山中止でしょ!と思う程の状態。

しかし、集合時間になると、ガイドさんが来て、条件悪いけど登るよ!上の方は天気が変わりやすいし、

明日はどうなのかはわからないからね!と。

えぇ~、登るの!? こんな状態で???と感じました。

さらに、登山集合時間になったのにバスに同乗してた約40名位のチームメンバーが10数人しかいない

トラブル。20分ほど待って、全員が集合するという事態に。

それもそのはず、今のバスツアーでは、外国人が半分位の割合で富士登山をしているのです。

ガイドさんも40名が一丸となれていない現状に、不安感と厳しい態度を取らざるを得ず。

そして、いざ登山開始。確かに山の天気は変わりやすく、あれほど吹いていた雨風は収まってきました。

5合目から6合目までは順調。おぉ!もう着いたか!と思う程。

ガイドさんからの指導で、高山病にならない為のアドバイスが。

皆さんが持って来た携帯食は、すでに5合目でパンパンに膨れていたでしょ? これが気圧が変わったこと

で起きる現象です。それと同じように、皆さんの肺もパンパンに膨れている状態です。

そんな状態のまま、空気を吸おうとしても、実は吸えていないわけです。

パンパンになった肺の空気を抜いてあげないと、空気が入りません。

なので、登山をしながら、あるいは休憩時に意識することは深呼吸! 息を吐きだすことを意識してくださ

い。例えるなら、目の前の蝋燭の火を消すように、息を全て吐き出してあげる。そうすることで、

パンパンだった肺が、少しづつ普通の状態になって、高山病にならずに済みます。

皆さんの中で、携帯酸素持って来た人いますか? (私が手をあげる)

残念ですが、携帯酸素は私は使わせません。逆効果になるからね。下山する時は使っていいけど、

苦しくても、登る時は使っちゃいけない。深呼吸です!と言われました。

それを意識して、最初は苦しかったけど、6合目辺りでは普通になりました。

そして7合目を目指します。その時、天気がまた元の状態に。

ガイドさんが、私達の真上に雲がありますね!と頭上を指さしました。

この雲がある時は、富士山の天気が荒れる証拠なんですよー!と。

6合目から7合目までが問題で、外国人が脱落。40名もいれば、隊列が乱れ、しかも外国人が超スローペ

ース。ガイドさんも困るほどの超スローペースで暴風雨。7合目で外国人の数人がリタイア。

スローペースだったので、身体が順応できてきたのは良かった点です。

その後、超大変なのは7合目から8合目まで。

道の傾斜が険しくなり、岩場などもでてきて、なによりも距離が長い。

さらに、悪天候となり、寒さも。雨が雹のような状態になって、風も猛烈。

先に歩いていた違う班の外国人などは、おそらく休憩場で写真を撮ろうとしたのでしょうが、風で

吹き飛ばれたのでしょう。下に落下。それを取りに登山道の上にある崖をお尻と付きながら横に移動。

すると、上の石ころが登山道に落石してくる状態に。すかさずガイドさんが、大声で下の登山客に

気を付けろ!と、そして外国人に動くな!と指示して、暴風雨の中、ちょっとしたトラブルが。

あまりに強い風で、私もこれまで自分の身体がバランス崩す程の強風にあったことがなかったので、

驚きました。何とか8合目までつきました。

しかし、あまりの寒さに妻も衝撃を受けた模様。

翌日は登山の判断をガイドさんに一任することに。

もし登るなら、1時に起床し、2時から登山予定。

10数年前に仮眠した山小屋はとても汚かったけど、今回の山小屋は新しい寝袋で、キレイな状態でした。

とても良かったです。20時に就寝でしたが、疲れていたのに眠れず、暴風の音で山小屋が吹き飛ぶので

は!?と思うような凄さ。その後、ウトウトして寝たり起きたりの繰り返し。

その後、1時頃を迎えました。外は暴風の音が。

それを確認した妻は、登るのは辞めよう!と、意外にも言い出しました。

私も頭が痛いのと、ちょっと体調不良がでてしまい、それを聞いてホッとして辞退に賛成。

子どもも、こんな状態なら登らなくていい!と言い出し、私達家族は棄権することに。

ガイドさんは、ワンちゃんを目指して、山頂に行こう!と、チームを引き連れて2時頃出発。

その時は一時的に、雨風がおさまってのです。あれ?天気回復していくのかな?と

棄権した私達は山小屋に待機していたのですが、20分後くらいに、再び暴風の音が。

途中で4人ほどが脱落して、山小屋に引き返す事態に。

結局、山小屋待機組は、5時半頃まで山小屋で待機し、下山することに。

下山後、登頂してきた人に、どんな状態だったか聞いてみましたが、ご来光も見れなかったし

寒すぎたし、行かなくて正解でしたよ!と。

妻は、また再チャレンジしたい!と言っていましたが、私達家族は8合目までしか行ってないけど疲労困憊

で今日は体中が痛いです。

まぁ、何事もなく、行ってこれたし貴重な経験ができたので、良い機会でした。

睡眠時間

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

今朝も5時起き。もうこの時間には明るくなっているから、起きやすいですね。

しかし、一昨日は就寝中でしたが、暑くて3時半に目が覚めてしまいました。

エアコンを付けて再び寝ようとしたのですが、なかなか寝付けず、仕方が無いので寝室から

出て、自室に移動し寝そべってあれこれやっていたら、再び眠りについていました。

その為、一昨日は6時過ぎに目覚めたわけですが、やっぱり夏は5時頃に起きるのが私のパターン

となってきました。私は、結構パターンができてしまうタイプなので、だいたい決まった時間に起きてしま

うのです。しかし困るのが、寝る時間が遅くなった時でも、起きる時間がいつもと同じような時間になると

寝不足となるのです。理想は、例えば睡眠時間が7時間を経過して起きる!など、睡眠時間を基準にしてく

れればいいのに、なぜか私の場合は起床時間が基準となってしまっています。不思議ですよね。

それなので、就寝時間が遅くなると、良くないのです。早く寝ないと、睡眠不足に陥る恐れがでてきます。

私は就寝時間が早くて、22時頃なのです。だから最近の私は7時間睡眠があっている模様。

昔は8時間睡眠がベストでしたが、短くなっていますね。

エアコンの設定温度

投稿日: カテゴリー: 日記

こんにちは 住職です。

今日も暑いですね。梅雨明けは発表されていませんが、もう夏じゃないのだろうか?と思うこの頃です。

さすがに、この暑さにまだ身体がついていけず、家族は体調が芳しくありません。

私はこれまでの朝のwalkingで汗を流しているし、少しは暑さに順応しつつあるのだろうとは思いますが、

それでも、少し怠い部分がありますね。徐々に適応していくしかありませんね。

さて、今日は予定がキャンセルとなったことを受けて、私は嬉しい事に、時間ができました。

その為、書斎のデスクの上を片付けようと思います。

これだけ暑いと外にでたくありませんね。屋内で、冷房つけて過ごすのが一番。

私はいつも26度~27度設定にしています。どうしても暑い時だけ、25度にする時もありますが、

26度で慣れました。

節電が呼びかけられる以前は、何も考えずに22度とかにしていた時もありますが、随分変わりました。

危険な暑さがやってきた

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

昨日は暑かったけど、夜にかなりの雨が降って涼しくなるかと思いきや、そうでもありません。

天気は今朝から回復していて、今日もかなりの暑さになる予感が。

今年の夏は、暑くなりそうな予感もするし、近年の夏は一昔前の夏とは異質です。

なので、雨の降り方も異質です。九州の豪雨のように、これまで経験したことないレベルの降り方

となっているようなので、私達の意識も変える必要がありますね。

もう、一昔前の日本ではない! 

なので、今年の夏も、そんな気持ちで慎重に行動することが大事ですね。暑いと思ったら、無理しない。

西照寺では、父やお手伝いくださるKさんも、朝から外作業をするのです。

近年は、私が何度も注意しているし、ご本人たちも尋常ではない暑さを感じ取っているので、日中の作業は

しないでくれていますが、もうここまでくると、9時前でも結構身体に応えます。

なので外作業も、8時半頃までには終えないと安心とはなりませんね。

そのように綴っておきながら、私は8月6日に地域の藻狩り作業があるのです。

これは恐ろしい作業で、地域の排水川に生えた雑草を取り除き、キレイにしていく作業で、距離にして2キ

ロほど作業をするのです。これが朝8時頃から行って、11時近くまで続くのです。

日曜日に行うので、私はご法事があるので、だいたい早退させてもらうのですが、それでも場合によっては

10時頃までやるのですが、暑さと雑草がしぶとくて、なかなか抜けずに格闘していると、結構ヤバイ

感じになるのですね。しかも暑い夏だと11時頃まで炎天下で作業をすると、熱中症になりかねません。

適当にやらないと身体も持たないので、今年はあまり頑張りすぎないで乗り切ろうと思っています。

皆様も、炎天下の作業はご留意ください。

危ない危ない。誰が見てるかわからない。

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

昨日のブログでは、少し専門的なことを綴ってみました。

そもそも、このブログは十数年前に、西照寺のHPを立ち上げる際、「ブログをやって、なるべくお坊さんの

生活がわかるような内容で、できれば更新頻度も多くしてください!」と業者さんからアドバイスを受け、

それ以降、私の日記のように綴っているものなのです。

正直、西照寺の情報発信と言ったって、そんなに頻繁にブログでUPする程の情報もないし、でも更新頻度は

頻繁が良いです!と言われるし、・・・そこで仕方が無いので、日々の私の日記のように綴ることとなって

しまいました。それから十数年。

書いている私でさえ、このブログは誰が読んでくれるんだろう?と思っていながらも、できれば西照寺を知

らない方や、私の事をあまり知らない方に見てもらえればいいな!と思う程度で内容を更新しているのです

だから、もし対象者を問われたならば、上記のような人達なのです。

しかし、現実は違うようです。

西照寺のご門徒(西照寺にお墓がある方)も、結構見てくださっているようで、チョコチョコとブログを見

てます!と仰ってくださる方がおいでです。←この皆様は、有難いことです。嬉しいけど、少し

恥ずかしいですね。私の中ではブログを見て下さる対象者として、想像していない方々だったのです。

でも結果的に、良い、嬉しいことではあります。

しかし、問題は次です。

昨日、私はブログで少し専門的な内容を綴ったら、驚くことに、大学院時代の同級生が、その内容を知って

SNSで私に個人的にメッセージをくださいました。久しぶりの友人です。

この友人は本当によく本を読み、勉強されている、今もって尊敬してしまう友人です。

僧侶とは、あのようにならないといけないはず!と、私は反省させられます。

だから、よく教えの内容や、色々な説も知っている。

どうも、そんな友人が私のブログを見ているようなのです。

ダメだって! そこは対象にしていないんだから!!!

もっとも、ブログを見て下さるのは有難いんだけど、そこは対象にしていないの!

特に私のような不出来な者のブログは見てはいけません。

この友人、昨日のブログを受けてでしょうが、アドバイスをくださいました。

アドバイスは、先生の内容は誇張されている部分もあるかもしれないので、慎重に原典も含め

見極めていくことが大事になっていきますね!との、だいたいこんな内容。

確かにその通りなのです。だから私も、先生の説を鵜呑みにしたら!との仮定を綴ったのです。

それと、この友人はさらに踏み込んで「そもそも二元論とか、どこから言われるようになったんだろう?」

と。これはブログでは綴っていない内容なのですが、綴らなかっただけで、信楽先生の主張の柱の一つが

「二元論」という問題だったわけです。

まさに的確な。こういうアドバイスはとても大事ですね。本当に友人のアドバイスの通りなのです。

今でこそ、二元論と見なしてしまいますが、それは現代の価値観からすれば、私達はそのような価値観に生

きているから、それが普通になっていますが、江戸時代は、そもそも二元論なんて言葉も発想も、なかった

かもしれません。もっと、一元論と二元論の間というのか、混在していた可能性すら私はあり得ると考えて

います。それを現代の感覚で二元論だ!と決めつけてしまうのは、やっぱり少し危険。

さすが友人。冷静です。

そのようなアドバイスを受けて、余計に勉強しないとな!と感じました。

そんな事もあって、昨日は嬉しいやら、見張られているのか!?と後ろを振り返りながら、ソワソワするや

らで、全く、うかうか軽い気持ちでブログも綴れないよ。(笑)

大問題

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

今日の話題は、大変に専門的で内部的なことなのですが、ちょっと綴ってみます。

今年に入ってから、浄土真宗本願寺派では「新しい領解文」というものが出されて

その内容を巡って、本願寺派の内部で些か論争まがいなことが起こっているのです。

そこで、私個人的に、その論点が気になって、ここ数日、信楽峻麿先生の本を開いて

みました。因みに、信楽先生は元龍谷大学学長で真宗学がご専門の先生です。

すでに他界されておられます。

この先生は、現在の浄土真宗本願寺派の教学を牛耳る伝統宗学の最高権威、勧学(寮)から

何度も呼ばれて、教義の理解について悶着があった先生なのです。それが特徴。

つまり、一見表面的にみれば、先生は間違った理解をしているぞ!と見なされていた先生なのです。

龍谷大学学長までされて、真宗学をご専門に、勧学と同等以上の学的研鑽を積まれた先生なのに。

しかし、この先生は私の理解が間違っているのではない! 間違っているのは伝統宗学の方だ!と

一歩も引きません。また、先生の話は非常に的確で解り易く、従って一般の人からは絶大な人気がありまし

た。

私は今回、その先生の著書を読んでいるのです。すると、驚くことに、先生の見解に納得せざるを得ない

部分が多い事。ただし、気を付けなければいけないことは、先生の論を鵜呑みにしないこと。

私自身が先生の説を検証しなければ、腹の底から同意とまではいきません。

ただし、未検証である現時点で、もし先生の説を鵜呑みにするならば、先生の説に私も同意するのです。

これは、私も異安心であることを意味しています。ただし、異安心というレッテルは伝統宗学側が勝手に

貼るレッテルなので、基準はあくまで伝統宗学の方にあるだけ。

先生の言う通り、そもそも伝統宗学自体が間違っている側面だってある可能性はあります。

伝統宗学というのは、江戸期以降に整った本願寺派内部の教義の整合性を取り仕切る学的伝統のこと。

江戸時代に、全国各地でそれぞれに伝わっていた教義の説を、本山に集約してきて、体系づけて整合性を

つけたのです。本願寺派の中での話です。

それで、今の浄土真宗本願寺派の教義の柱ができあがっているのです。

しかし、浄土真宗本願寺派の教義は、宗祖である親鸞聖人の教えを拠り所とするはずなのに、どうも伝統

宗学では、本願寺派初代の親鸞聖人と、3代目の覚如上人と8代目の蓮如上人の、それぞれの見解を同列に

みなし、教えを構築しているようなのです。

それはつまり、親鸞聖人が書き残していない部分を、覚如上人や蓮如上人が拡大解釈している部分がある

として、そこまで含めて、浄土真宗本願寺派の教義に据え置いている。

ここに大きな問題がある可能性がでてくるのです。だって、親鸞聖人はそう考えていない可能性があるのだ

から。または、親鸞聖人の見解とは違う解釈を、覚如上人や蓮如上人がしているかもしれない部分もあって

その検証も特にされないまま、今日の伝統宗学が成り立っている恐れもあるということが理解できたわけで

す。これまでの私の勉強不足が招いたことですが、こうなってくると、今回の内部問題にも関係してくる

部分となるので、もう一度、根本から確認していかなければならないという、大きすぎる問題点が発覚

することとなったわけなのです。大きすぎる問題に気づいてしまった。

富士登山

投稿日: カテゴリー: 日記

おはようございます。住職です。

今日は朝から雨が降ったりやんだり。でも、これから本降りになりそうな気配もします。

土曜日なので、ご法事が勤まりますが、あまり雨が本降りにならないで欲しいですね。

私の都合!という誠に勝手な話しなのですが、お墓参りに行く際、本降りだとお参りしづらい

ですから(苦笑)

さて、実は来週のある曜日に、家族で富士登山をすることになっています。

富士山に登りたい!との妻の前々からの希望と、子供の学校の都合を併せたら、来週に一日行ける日を

見つけ、申し込みをしたのです。

なかなか旅行にも連れて行ってあげられないし、近場で最短でいける、妻の要望を聞いたら、富士登山と

なったのです。

それなので、あまり疲れすぎると、登山がシンドイので、最近の朝はwalkingをひかえているのです。

私は10年ちょっと前ですが、一度富士山には上っているのです。

その時に購入した靴やリュックサックをキレイに保管していたので、私はそれを使います。

10年以上前ですが、若い時にお坊さん仲間から誘われて、正直登りたくはないけれど。との思いの中、

半強制的に行くこととなってしまいました。いざ登ることとなったら、用具が大事だ!!!となって、

慌てて靴とリュックサックを購入。専門店でちゃんとした物を購入すべき理由も聞いて、それなりの

物を購入しました。結構値段もしたので、一度だけしか使ってなかったけれど、キレイに保管していました

。今回、それを引っ張り出してきて、まだ使えることを確認したので、私の分はOK。

いよいよ来週に登山となったのに、妻子の備品は全く用意できておらず、昨夜急に話し合って、市内のお店

が21時までやっている!となって、急遽見に行きました。

そしたら、色々とあったので、もう購入しよう!と 必需品は自費をはたいて購入してきました。

あとは、備品を確認して、リュックに詰める! そして、足りないものは買いに行く! 程度の事が

残っています。まだ数日あるので、ゆっくりとやっていきます。

まぁ、連日予定が詰まっている最中なので、富士登山まではいいのですが、終わってからも予定は続くので

倒れないようにしないとです。

10数年ぶりだし、年取ってしまっているので、まぁ一度登っている経験があるし、大丈夫だろうとは

思っていますが、ちょっとだけ心配もあるのです。頑張るぞ!