教誨師会
こんにちは 住職です。
昨日は朝から夕刻まで立て込んでいた為、ブログの更新も忘れておりました。
特に午後からは、浄土真宗本願寺派の埼玉県教誨師会の先輩(私よりも20歳弱年上の)が、その功績で
叙勲表彰(天皇陛下から活躍を表彰され、勲章を授かるもの)を受けたので、仲間内で祝賀会という名の食
事会を大宮で開催してきました。
教誨師を分かりやすく説明すると、罪を犯し刑務所に収容された受刑者に対して、宗教者が直接面会し、
宗教の教えを説いたり、宗教から派生する道徳的な話を通して、受刑者の更生に寄与する活動をする人たち
です。もちろんボランティアです。しかし、現実には少し謝礼がでます。交通費程度です。
さて、昨日の祝賀会の主役であるその先輩は、埼玉県教誨師会の会長も長年務められてきました。
それが先般、会長を退任されたので、その慰労会も兼ねてのものでした。
埼玉県内の浄土真宗本願寺派寺院の僧侶で、埼玉県教誨師会に所属する僧侶は私を含めて5名。
埼玉県教誨師会に所属する宗教者は、仏教・神道・キリスト教・天理教の宗教者がおり、総勢40名弱とな
っています。その内の5名が、浄土真宗本願寺派から出ているわけです。
この埼玉県教誨師会が置かれている刑務所が、埼玉県内の川越少年刑務所となっているのです。
教誨師の任期は決まっておらず、退任を申し出るまで続けているのが現実です。
私の印象では、70歳前後で退任されていく方が多いような印象です。
退任されると、次に新たな教誨師が入会してくるという循環型。
というわけで、昨日の会の主役である先輩は、未だ現役の教誨師ですが、先輩が活躍してきた数十年で
共に活動してきた埼玉県内の浄土真宗本願寺派寺院に属するOB教誨師もお招きし、会を開催したのです。
ですから、昨日の食事会は、主役を含めて8名でした。
つまり、現役教誨師5名と、OB3名が加わっての会となりました。
3時間ほど昔話や今の話、教誨師や教誨についての話題が中心で、大変勉強になる会となりました。
最後に、会が終わった後、主役の先輩から私の顔が疲れ過ぎている!と指摘され、ご心配をいただきまし
た。どうも、未だ疲れが残っているようです。自分の中では、少し改善してきたと思っていたのですが、
まだ本調子ではないのかな?
自宅に帰宅後、23時前に就寝したのですが、今朝目が覚めてしまったのが4時でした。寝れない。
熟睡したいのですが、長時間眠れないのです。( ノД`)シクシク… 因みに、お酒は飲んでいません。
ヤクルトも飲んでいません。