お内陣の大掃除
こんばんは 住職です。
今日は今年最後のご法事とおとり越しのお参りを終えました。
日中のご法事を終え、午後からご本堂のお内陣の大掃除を致しました。
とても綺麗になりました。これで、新年を迎えられます。
ご本堂の大掃除は、これで大丈夫!
残りは、本堂の他の部屋と私の書斎の大掃除を大晦日の明日行います。
さて今日は、熊谷のご門徒さんのHさんより、嬉しいメールも頂戴しました。
新型コロナウイルスによって、高齢なご門徒が多く集う西照寺法話会は、中断しているのです。
皆仲が良いご門徒さん達も集うことができずに残念なのですが、しかし法話会の中断にはご理解いただけて
います。
教えの中では、「仏法に明日はない!」と言われますが、やはり明日を考えて生きてしまうのが私達です。
因みに、「仏法に明日はない」との意味は、人間いつ死ぬのかなんてわからない。明日死んでしまうかもし
れない我が身である。だからこそ、死んだらどうなるのであろう?という、とても大事な問題を尋ねること
ができる仏法を、今生きておかないと、明日はないかもしれないんだから!という意味です。
本当にその通りだと思わされます。
しかし、わかっちゃいるけどやめられない!との歌詞のように、それがわかっていながらも、
集うことで感染するかもしれない!という不安が先にきてしまうもの、我々の心情です。
明日を生きる為に、危険を回避する!という選択欄を選んでしまうのも我々なのですね。
感染症にかかれば、明日はないかもしれない!しかし、だからといって仏法を聴く為に集う行為が
感染症にかかる不安にもなるわけです。
こんな時こそ、法話会ではなく、個別に仏法を味わうことのできる仕組みもあった方がよいですね。
というわけで、西照寺の法話会を中断している為、ご門徒さん達も会えずにいるのです。
しかし、皆さんそれぞれお元気で過ごされております。
私がそれぞれの皆様がお寺にお参りに来られた時に、お会いしているのです。
皆さん、今は無理だけど、早く集まれたらいいですね!と仰っておられます。
皆さん、気持ちは一緒です。
しかし、落ち着くまでにはもう少しかかりそうですね。
Zoomというネット上で対面して会話ができるツールもあるので、少し長引きそうなので、
それができる方で久々に会話をしていくのもありですね。
少し検討致しましょう。来年も宜しくお願い致します。