日記

比企青年会議所 崖っぷち

おはようございます。住職です。
昨夜は比企青年会議所(JC)のスタッフ会議に出席してきました
実はJCでは、事業を行う為の議案(企画書)を理事会でもみ込み
整え、理事達の賛成の承認を貰わないと、事業が実現できない仕
組みとなっています。だから、理事会は大事なのです。理事会は
ひと月に1回開かれます。
ただ、いきなり理事会に議案を提出しても、そもそも議案の制度
が悪かったりすると、議論が崩壊してしまう為、理事会に議案を
上程する前に、スタッフ会議という要職者だけが集う非公式会議
を設けているのです。スタッフ会議もひと月に1回開かれます。
スタッフ会議は理事会の半月前くらいに開催されます。
ですから、JCの要職につけば、最低月に2回の会議があります。
まずは、スタッフ会議で議案の出来栄えを確認し、修正点などを
指摘し、担当者(担当委員会)に戻します。
それから数日かけて、スタッフ会議で指摘された部分を考え直し
、それらを整えて、理事会に再度上程する!という流れです。
この作業を最低2回繰り返し、ようやく理事会で可決されていく
のです。だから大変なのです。
1回目を協議と呼んでいて、2回目を審議と呼んでいます。
ですから、より詳細に説明すれば、事業実施予定より2~3か月
前に議案を整えて提出する必要があるのです。
協議のスタッフ会議→理事会→審議のスタッフ会議→理事会。
この4回の会議を通過させることができれば、承認となって
事業ができるようになるのです。
万一、議案の制度が悪く、理事達を納得させることができな
ければ、上程議案を取り下げて、再度しっかり議案を作り込んで
上程しなおしとなっていきます。そうなると、予定よりも1ヶ月
とか遅れてきて、計画していた事業の日までに議案が通らなくな
る可能性すらあるのです。その場合は臨時理事会を開くのです
が。
今年は、議案の制度が低く、なかなか向上しないのです。
これは、議案の作り方を担当者が教えてもらえないこと
から来ているのだ!と最近、理解できるようになりました。
議案作成者の指導役である幹部が、そのスキルがないことが
原因なのでは?と邪推するように。
そこで、私はこれまでスタッフ会議に参加しなかったのですが
(そもそもスタッフ会議は最低限、議案を整える指導をする現
役幹部の会議です。私は外部だし、そんな事は現役でやって欲し
いと考えていたし、他のJCでも外部監事はスタッフでないこと
が多いようです。)
、そうも言ってられなくなってきました。
そんな経過があって、私は昨日から今年の終わりまでの半年間
スタッフ会議に参加し、議案のポイントを繰り返し伝えて行こう
と覚悟をしたのです。正直、そんな面倒なことありません。
他にも仕事を抱えており、比較的大きなプロジェクトも抱えてい
るからです。最近、ネット会議やら何やら、大切な仕事を前に
進めないといけない現況だからこそ、卒業したJCに、そこまで
労力を使いたくもないのです。これが正直な気持ちです。
しかし、このままいけば、JCは解散となっていく危険性が
あるのです。
議案なんて、所詮議案なのです。それで事業が成功するわけでは
ないから。でも所詮といわれる議案さえまともに作れないという
ことは、素晴らしい事業なんてできるわけがないのです。
面白い事業ができないような会は、人がやる気を無くしていきま
す。
となると、議案をしっかりと作れるようにならないと!
JCが崩壊するなら崩壊してもいいのですが、そうなって欲しくな
い!と言い出した男がいるので、私はその男にかけてみることに
しました。面倒くさいけど、もうそんなことも言ってられない。
私がやれるだけのことはやってみます。
ダメだったら解散したらいい。