日記

ご往生

こんにちは 住職です。

家族の事情により、来週は慌ただしい週となるだろうと予測していました。

そんな最中、ご門徒のHさん(川越の近くにお住まい)がご往生されたとの連絡が入りました。

ご門徒Hさんは、西照寺の法話会にも来られていたのですが、数年前から体調が芳しくなくなった為、

来られなくなっていました。先日、ご法事でご自宅にお参りさせていただいたのですが、

その際は、私の事も気付いてくださって、手を合わせてくださいました。ご自宅で療養されていたのです。

今から思えば、あの時が最後となってしまいました。

Hさん、本当に有難うございました。私の知っているご門徒が、ご往生されていくのは正直寂しいです。

しかし、仏様に導かれて苦しみの世界を超えていけることほど、有難いことはないのかもしれません。

私達は、まだ苦しみの世界にどっぷりつかっているから、寂しいし悲しいだけです。

正直、有難さなどあまり感じられません。しかし、仏様の世界に往くと、それが真逆になるのです。

それが苦しみの世界を超えていくということ。

いずれ私もそっちに参らせていただきます。

ご遺族の希望で、ご葬儀は親族だけで行いたいとのことでしたので、ご連絡は避けておきます。