おはようございます。副住です。
昨日の続きです。
「同じ土俵で勝負しない」ということを綴ります。
青年会議所は、そもそも地域活性化を目標にかかげる団体で
す。だから、会員は自営業の子息などが多いのです。
自営業の方は、地域活性化=自社の繁盛にも繋がりやすいし、
逆に、自社があるのは地域のお陰という思いから、恩返しのつも
りで会員になる方もいるからです。
そんな自営業者が多いと、活動を遂げる上で時間的に融通が利く
ことが当然な雰囲気さえでてきます。
しかし、時間的な融通が利きづらい会員だっているのです。
例えばサラリーマンとか。
JCは会議や例会だけでなく、他団体との繋がりで、関係行事など
にも顔を出す機会があり、JCの中心メンバーは酷いと毎日、何か
しらの行事に出席を求められるのです。
だからこそ、時間的な制約がある人は、自分が出席できないの
で、他の会員にお願いしないといけない事態が起こってきます。
そのような状況が続くので、やがて時間的な制約がある会員は、
そうではない会員に対して「迷惑をかけている」と受け止めて
しまう場合がでてくるのです。
しかし、他の会員に迷惑をかけている!などと、引っ込んでいて
は話になりません。
時間的な制約がある会員は、フリーで動ける会員と同じことはで
きないのです。当たり前のことです。
そんなこと、フリーに動ける会員だって理解してます。サボって
いるわけではないのであれば、フリーに動ける会員は、「迷惑を
かけられてる」などと受取りません。
それなのに、同じ土俵で勝負しようとするから、「迷惑かけて
る」と思えてしまうし、会への関りが 控えめになってくる。
その結果、活動が適当になっていくのです。
真剣にJCのことを考えたならば、自分に出来ること、出来ないこ
とを明確に区別し、自分に出来ることに注力すればいいのです。
JCに強い想いがあれば、その想いで勝負すればいいのです。
JCを想う気持ちがあるのであれば、仲間と意識を共有する中心者
にだってなれるでしょう。
時間の成約がある為、他の行事などに出席が難しくても、仕事の
休憩時間に仲間に電話して、コミュニケーションを深めることく
らいならできるでしょう。
その営みの先に、会の結束がみられるし、素晴らしい議案作りの
ベースにも繋がっていくのです。他にも、色々と出来ることはあ
るはずです。 時間的な制約があることは、ハンデになりません。
時間的な制約があるからこそ、フリーで動ける会員が気づけない
部分に気づけるはずです。
それを、「時間的な制約があるから・・・」などと、さもハンデ
があるかのように受け止め理由にしていくのは弱い者です。強く
なりなさい。逃げない!
私達は、地域活性化を目標に、地域のリーダーになると謳ってい
る団体なのですから。強くなる努力をしてください。
同じ土俵で勝負すれば、負けるんです。勝てる土俵を見つけて、
そこで勝負をしないと!
もっと色々と考えてください。たくさん出来る事は転がってま
す。最初から、考えることを放棄してはいけません。まず最初
に、時間的な制約がある自分に、出来ることを考え、実践してく
ださい。
あー、また長くなった。時間もなくなってきたので、③は明日に
します。明日は、「もう一歩抜け出す」ということについて綴ろ
うと思います。
因みに、今夜が比企青年会議所2019年度の第一回通常総会となり
ます。