おはようございます。住職です。
コロナ禍になって以降、ZOOM会議などが主流となったことで、新たな価値観が芽生えました。
それは、居場所を問わないで、意見交換や会議が可能になったこと。
これまでは、何だかんだ言っても、やっぱり現場に集まって!が基本でした。
実は私はZOOMを初めて利用したのが、コロナが始まる1年ほど前でした。
ですから、2018年の年末か2019年の始めか、だったと思います。
初めて使った時は、知人からZOOMを用いて行う研修会に誘われたことがきっかけでした。
その時初めてZOOMを知りました。因みに、その時の登壇者が私でした。
私は自宅から、他の参加者は全国各地(事務局の人は福岡県からでした)からでした。
現場で行う研修会とは当然違いますが、それでも全国の皆さんと気軽に集まれるZOOMの便利さに
驚かされました。しかし、その時の常識は会議や研修会は現場主義!だったのです。
それが、新型コロナウイルス感染拡大防止の流れとなり、集まることが難しくなってしまいました。
会議や研修会などは、現場主義から一転。リモート主義のような流れが出来上がりました。
ZOOMを利用する人が多くなったことで、一般的となりました。
そんな流れも手伝って、先日私は他宗のお坊さん仲間から、定期的な勉強会へのお誘いを頂きました。
おもしろいですね。メンバーは日蓮宗・浄土宗・臨済宗・そして浄土真宗。
それぞれのお寺の場所は、埼玉・山梨・広島・東京・千葉です。
共通点は仏教ですが、それぞれ違う宗派です。当然教えも違います。
でも、お坊さん仲間ということで、皆さん人柄を知ってますので、建設的な議論の場となるでしょう。
私も浄土真宗の教えに関しては学んでいますが、他宗の教義まで深く学ぶことはありませんでした。
そういった意味では、とても興味深い勉強会だなぁと思っています。
何よりも、場所を問わないから移動がない。自分の書斎でできるから、すぐに資料を確認できる。
勉強会だけに時間を費やせる。無駄がない。私にとってはメリットだらけのように思います。