西照寺 春のお彼岸大法要 ウイルス対策をしながら。

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おはようございます。住職です。

今日は春のお彼岸のお中日です。西照寺では春のお彼岸大法要を修行します。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大予防の為、西照寺のお彼岸は、僧侶が読経しますが、

着座での法要参列を控えていただくよう、ご依頼させていただきました。

換気がよくない場所で、密集、さらに近くに人が集中する環境となるので、国の指針に従って

参拝はお控えいただくようにしたのです。

だから、今日のご本堂は椅子をしまって、座れなくしました。お焼香はできます。

ただし、お焼香を終えたら、すぐにご移動していただくこととなります。

また、今日は窓を開け放って、換気を考えていたのですが、強風なので、窓が割れてしまう恐れもあり、

仕方ないので、加湿器と空気清浄機を設置しました。

これはウイルスも除去するという空気清浄機。新型コロナにはどうだかわかりませんが、一応対策として購入しました。
新型コロナウイルスは、アメリカの研究機関では、湿度50パーセントと25度の室温で活動が弱まると報道されたので、購入。

この状況下で、お彼岸法要の中止も考えたのですが、せめて私達僧侶の読経だけでも行おう!との

結論に至り、父と私で読経を行うこととなりました。

また、西照寺にはお墓参りに来られる方も沢山いらっしゃるので、本堂建物内のトイレなどにも人が入られ

るでしょうから、こちらも設置しました。

私が1月末に購入したものです。取っておいたのです。まさかここまで長引くとは。お彼岸で使わない手はない。

さらに、ウイルス対策として、これらも購入したので、解放です。

見えづらいから、写真を大きくしました。アルコール除菌の薬剤を雑巾に吹きかけ、あらゆる場所をふき取

ります。ふき取ってもらうスタッフには、マスクとゴーグル、さらに使い捨て手袋を装着してもらい、

1時間から2時間の間隔で、人が触る場所をふき取ってもらいます。

さらに、バルサンのは、空気中にウイルスがいる場合を考え、それらを除菌するものです。こちらも、定期

的に換気が悪い本堂内部で使用します。エアロゾルとかいうので、その対策です。

効果があるのかわかりませんが、やらないよりましだと思い、取り敢えず、対策として今日はできる事を行

い、大法要を乗り切ります。

暖かくもなってきたし、できることはやっていきましょう。感染拡大対策をしっかり行って、そろそろ活動

もしていかないと、色々なものが悪化していきます。

これまではウイルス感染を恐れて、活動自粛を徹底してましたが、これからは、適度に恐れながらも

できることを行っていく。少し責め気な態度でチャレンジしていく方向に私も転じ始めようと考えています

。ここまでやっていれば大丈夫!あるいは、ここはダメ!という経験値を高めることで、長引きそうなウイ

ルスと共存していかないといけないと思い始めています。

政府の専門家会議の情報によれば、爆発的感染の恐れも、まだまだ長期的に残りそうですし、期間がみえま

せん。終わりが見えない状況の中、いつまでも閉じこもっていては、経済も回らなくなるし、もっと問題が

大きくなって、さらに大変になってしまいます。だからこそ、十分対策を講じて、安全面を考慮して

できることをやっていく。経験値を高めていくことで、何ができて、何ができないか!ということを

知っていくことが大事だと思います。日本は、もうそのような時期にきています。

あとは、爆発的感染を防ぐため、日々、感染者数を確認し、どこで感染者が増えているのか。そこらへんを

把握しながら、行動を自粛していくかを検討していけばよいと思っています。

取りあえず、西照寺はできることから行動を始めてみます。

変化とともに

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おはようございます。住職です。

昨日はZOOMというネット会議の際に使用するツールを利用して、4時間近く、勉強会でした。

本当に、このZOOMというツールは素晴らしいのです。

私は1年?くらい前だったか???正確には覚えていないのですが、ZOOMというツールを教えてもらって

全国のお坊さん方と勉強会をしたことが始めでした。それ以来、何度もZOOM会議を行ってきました。

これはネットを介しているので日本全国というか、世界のどこにいても、時間さえ同じくしていれば

画面で顔を合わせながら、話ができるのです。

会議なんて、これで十分! 

私は浄土真宗本願寺派とう宗派の中で、今の役職を仰せつかっているのですが、この役職は会議が多く、

従って会議の為に、築地本願寺に通うことが多いのですが、ZOOM会議を体験した後からは、コンパクトな

会議なら、ZOOMでやってよ!と内心思うほどです。

会議の為に、関東一円から中央(築地本願寺)に集合!なんて非合理的なことは、現代社会においては様々

な勿体ないことを生み出しているように思えてしまいます。

何が勿体ないか?っていえば、中央(築地本願寺)と自宅を往復するための交通費と時間と労力です。

そんな矢先に、今回の新型コロナウイルスによって、不要な外出自粛などで会議はほぼ中止となりました。

昨日の勉強会でも話題にあがってましたが、今回を契機として社会は少し変わるはずだと私も思います。

世界が今回のウイルスによって、これだけ変化しているのです。株価も乱高下してるし、人々の仕事や生

活、あるいは生き死になどの考え方、国家の役割や世界観にも影響を及ぼしていることでしょう。

それらを踏まれば、ウイルスが治まったとしても、蔓延する前の状態と同じようには戻らないでしょう。

だったら新しい流れを作って、今回の疫難を少しでも良い意味で捉えられるような契機として、乗り越えら

れれば良いなぁと思います。

川越少年刑務所で教誨してきました。

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おはようございます。住職です。

昨日は、川越少年刑務所で教誨をしてきました。宗教教誨を行い、その後、個人教誨の申請があったので

そちらも。時間的な事を申し上げると、宗教教誨は、おおよそ40分程度。その後、個人教誨は30分程

度。だから、ちょっとの時間で終わってしまうのです。

教誨師となって、私が思うことは、教誨師の方が多くの事を教えられる現場だと実感しています。

本当に、色々な事を考えさせられます。なので、やっていて興味深いです。しかし、だからといって

一か月に何度も行きたい!などと思いません。

私の今の現状から言えば、それこそ、年間に数回程度が丁度いいです。無理しない程度と感じるからです。

因みに、私は川越少年刑務所に配属されているのですが、これは私の所属するお寺(西照寺)が、埼玉県に

あることが関係してます。

全国にはいくつも刑務所があるのですが、どうやら各刑務所に配属されている教誨師は、それぞれの地域内

の近くにある宗教法人に所属する宗教者となっているようです。

例えば、埼玉県の川越少年刑務所であれば、埼玉県内にある宗教法人に所属する宗教者の中から教誨師が

選ばれることになるようです。私は埼玉県の東松山市の西照寺に所属しているので、私は川越少年刑務所に

配属されているのです。

ただ、聞いた話では、死刑囚がいるような刑務所は、県外からの教誨師も受け入れているとの事を聞きまし

た。だから例外もあるのでしょうね。

因みに、川越少年刑務所は死刑囚はいません。

少年という字がついているように、基本的には20~26歳位の初犯、軽犯罪者が収容される施設です。

さらに言えば、再犯したらここには戻ってこれません。違う刑務所に行くこととなります。

そのような特性がそれぞれの刑務所にはあるのです。どういう特徴があるのか?と言えば、各刑務所には

指標という分類があるので、それを見ればわかります。

因みに、川越少年刑務所は、基本的にはYAです。

指標については、こちらを参照してもらえると思います。(URLを貼り付けたんだけど、できてるかな?)

http://keimusho.net/bunrui.html

2020年 春 西照寺文化財鑑賞会 中止

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こんにちは 住職です。

ご報告です。

今春に予定しておりました「2020年 春 西照寺文化財鑑賞会」は中止することとなりました。

この度、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい、現在、日本でも感染拡大を防ぐため、

様々なイベントや行事ごとが自粛されています。

現在の世界情勢と日本における感染拡大状況の推移を注視しておりますが、特に日本では3月末まで

感染状況の推移をみる必要があります。

過剰な自粛は控えるべきだとも思いますが、文化財鑑賞会の本来の目的は、素晴しい文化財に直接触れるこ

とで、各人がそれぞれ何かを感じていただきたい!との想いがあります。

その為、鑑賞会の場は、部屋の密閉度が高く、さらに文化財に直接触れていただくわけですから、万一、感

染者がおられた場合、文化財を介在して、感染リスクが高まる機会となってしまいます。

そのような企画の運営的な側面から考えた場合、ご参加いただく皆様が、ウイルスの心配をしながらイベン

トを体感することとなってしまう為、本来の目的が達成できないのではないかと考えました。

また、もし今回企画を開催するとしても、ウイルス対策としてアルコール消毒や室内を十分加湿するなどの

対策をした上で開催すべきだと思います。

しかしながら、アルコール消毒や加湿による湿気は、文化財自体を痛めてしまうことに繋がります。

文化財保護という側面から考えた場合、やはり今回の開催は適切ではないと判断しました。

そこで、文化財寄贈者様ともご相談させていただき、今回の開催は中止させてただくこととなりました。

ご報告とさせていただきます。

医療崩壊の懸念

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おはようございます。住職です。

新型コロナウイルスは今、特に欧州で大変な状況となっていますね。

イタリアでは医療崩壊を起こし、多くの方が亡くなっています。

報じられる記事によると、情報の真偽はわかりませんが、医療崩壊を起こしたイタリアでは、

感染した若い人を優先的に治療する方向で、高齢者は診てもらえないのだとか。そのような医療環境

が致死率を高めているようです。

これは日本でも懸念される点ですね。今の所、新型コロナウイルスの致死率は、1~2%と言われています

サーズやマーズなどと比べれば致死率は低いです。インフルエンザは0.1%とか言われていたと記憶して

ますが、インフルエンザよりも当然高いです。

だから感染しても、医療体制さえ整っていれば、さほど心配し過ぎるような感染症でもないと思います。

でも、毒が弱いからなのか、感染力が強いという特徴がありそうです。徐々に感染が拡がってますね。

ここが大問題なのです。感染が爆発的に増えた時、イタリアと同じ医療崩壊という現象が起きてしまいます

今の日本はそこまでではないのですが、いつそうなるのか、不安もあります。

医療崩壊が起これば、日本でも死亡者が増えてしまい、結果的に致死率は高まります。

今は幸い、そのような現況にないのですが、自粛自粛の嵐で、経済も滞留。出口が見えない状況に、リーダ

ー達は色々と危機感を感じています。

特に堀江さんは声高に心配しすぎ!と発信されていて、自分のイベントは開催する!と仰っておられます。

私もある意味同意はしてますが、それは現況という条件つきでの話です。

堀江さんも同じだと思うのですが、以下の事が気になって、私は現在、様子見自粛が適切だと考えています

それは、このウイルスの潜伏期間は長いようだし、感染して症状がでる人であっても、感染から数日、

あるいは十数日かかるみたいです。日本の感染者数を日ごとに比べてみると、ここ数日50人前後の感染者

が確認されています。この感染者の方々は、昨日感染したのではなく、おろらく一週間前後症状があり、そ

の後に検査を行い、確認されているのだろうと推測されます。

つまり、十数日前に感染した人が多く、その後も日常生活を過ごしている!と推測できる訳です。

となると、首相が突然、学校に休校要請をした2月末以降、社会的自粛ムードが高まった時期以後に感染し

た方々と推測できます。自粛傾向が強まって以降も、着実に感染は拡大しているように思えます。

確か、今月19日に学校休校などの対策効果を専門家会議が報告すると言われてたように思いますが、

おそらく一定程度の効果はあった!と評価があり、しかしながら未だ終息に向かっているとは断言できない

となるのだと思います。もっと踏み込むならば、より一層の自粛が求められると言われるのだと予想しま

す。

もし今日感染したとして、感染が確認されるのは今月末頃。その時に日本が医療崩壊していないのであれ

ば、私は今日のイベントは全然問題ないと思います。

しかし今月末に、もし医療崩壊していたら、あるいはそれを懸念するような感染者数の増加傾向にあった

ならば、今日イベントを開催した事を後で不安に思うこととなるでしょう。

もちろん、感染拡大させない為の対策を行っていたとしてもです。完璧はないから。

それを判断するには、ここ数日の感染者数の推移を注視するこが大切だと思います。

堀江さんのようなリーダーは、注目を集め続けなければならず、上記のことなど解っていながら、挑戦的な

ご発言をされます。もちろん、日本が医療崩壊を起こす危機的状況となったとした、イベント開催は撤回す

るでしょう。というか、そんな状況になったら、もっと騒ぎが大きくなって、堀江さんのイベントなど忘れ

去られてしまいます。そこら辺だって、織り込み済みだと私は勝手に思っています。

要は、リーダーというのは大変だということ。時に演技しながらでも先陣を切って突っ込んでいかなきゃい

けないし、間違えれば叩かれる辛さも覚悟しないといけない。覚悟がないとできませんよね。

リーダーはこのような危機的状況を上手に乗り越えられる人のことです。

今回のような状況では、成功するのであれば、結果的に成功した!という流れが強いように思われます。

このような閉塞感が漂う中、それを打破しなければならない状況は必ずあります。皆が閉塞感に閉じ込めら

れたら何も面白くない。時に危険な橋を渡らなければいけないと思います。挑戦者はそれらを背負っていく

わけですから、勇気ありますよね。私も挑戦が好きなのですが、今回ばかりは、挑戦するよりも慎重さを

選んでいます。

私の中では、今月末までの時期が、2回目(1回目は2月上旬)のターニングポイントになると思っていま

す。自粛傾向な現状だけど、今も人々は動いてますから。気を遣いながらも動いてる。これでも感染が拡が

っていくほどのウイルスであれば、ちょっと大変。中国や欧州では大変な規制になっているから、たぶん

感染は拡がっていくんだろうけど。日本で感染拡大が緩やかなのは、たぶん、これまでの国民の注意力だと

思います。

しかし、それでも3月末頃までに感染者が増えていく傾向が認められれば、爆発的感染も覚悟しなくてはい

けないと思います。その時、日本の医療がどうなるのか!?

嫌な流れですよね。私は3月末頃までは、極力外出しないように努力します。

因みに、明日は教誨師で川越少年刑務所にいかねばらないのですが。教誨は実施するのだそうです。

当たり前が有難い

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こんにちは 住職です。

今日は空気が冷たく温度的には低いですが、快晴で日差しが暖かく感じられます。

このような日は、清々しくて良いですね。とても良い。

昨日の安倍首相の記者会見を聞き、まだまだこの状況は続くような気がしてきました。

ウイルスの終息については、政府も先を見通せないと言ってましたし、現状は国民の協力によって

爆発的感染拡大に至っていないとの発言から、今しばらく爆発的感染拡大をさせない為、皆の協力が

必要との見解だったと受け止めました。こうなると経済が回らなくなって、ウイルスではなく、経済的に

苦しんでしまう会社などが出てきてしまいます。そこで、経済対策にも首相は言及されていました。

経済対策とウイルス対策の国民協力はセットですね。

新型コロナウイルスの薬が開発されるまで、あるいはウイルスの活動が収まるまでは、しばらく現況の自粛

ムードは続く可能性があるでしょう。もし、経済を重視して、無理して日常活動を行ってウイルス拡散する

状況を作ってしまい、もし爆発的感染が拡大してしまったら、今度は医療崩壊を起こし、多数の死者がでて

しまいます。最悪の状況は避けなければなりません。経済とウイルス対策は、同時並行的にバランスよくや

っていく必要性を感じます。そうなると、経済とウイルス対策によって、私達はある程度の痛みを伴わなけ

ればなりません。日常生活だった当たり前という状態が、今思うと、何とも有難い状態であったか!と

思わされます。私たちは普段の「当たり前」の貴重さに、気づけない愚かさを抱えているのです。

失って始めて、そこに気づきます。気づいても、また普段の状態に戻ってしばらくすれば、当たり前となっ

てしまい、忘れてしまうのです。これが人間の愚かさですね。煩悩をもっているということは、

そのようなことなのです。

何やってるんだか!?

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こんにちは 住職です。

暖冬と思ったら、今シーズン初めてだと思われる雪が降りました。

お彼岸前に雪が降ったのです。昨日はあんなに暖かかったのに。驚きです。

天気予報では、秩父では雪が降るかもしれないと言っていたので、東松山市は雨だろうと

予想していました。雪は2時から3時くらいの間に降ってきました。それまでは雨。

雨が、段々とみぞれになって、そして雪に変わりました。でも降っていたのは10分程度です。

さてさて私は今週の月曜日から、本当に久しぶりと言っていい程、仕事に追われない日々が始まりました。

新型コロナウイルスの影響により、築地の仕事も停止。自坊の法務も若干。それ以外の仕事も停止状態なの

です。そこで時間ができると思い、私はこの時間を有効利用すべく2案あると考えました。

1.心身ともに休みに入る。

2.未来の自分の為に、投資をする。つまり、これまでできなかったやりたい分野の勉強をする。

そんでもって、私は2をやるんだろうな!これが自分らしい。と思っていたのです。

しかし、いざそんな時間ができたら、家にじっとしてられず、そわそわし始め、新型コロナウイルスの状況

に翻弄され、特に興味も無かったウイルス対策や経済への心配など、全く未来の自分への投資にならない

ような分野の情報を深めています。困ったものです。

そろそろ、自宅で落ち着いて休み、その後、興味ある分野の勉強を「YOU TUBE」で行いたいと思ってます。

もう何だかわからないような生活はしたくない。時間が勿体ないよー。

イベントなどの開催判断

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こんばんは 住職です。

今日も暖かな一日となりました。しかし、明日から連日真冬のような寒さだとか。

たぶん、ストーブが欠かせないはずです。先日購入した18ℓの石油が少し減るかもしれません。

3月末日までに、半分くらいは減らしたいですね。GWには、最後まで使い切ることができればいいのです。

その後は、ストーブを仕舞うこととなります。

それにしても、新型コロナウイルスの終息時期が見通せないので、大変なこととなってきました。

当初は梅雨までには収まるだろうと、勝手に想像してたのですが、そうでもないようですね。

一説には、1年程かかるような話もありましたし。こうなってくると、人々の動きは鈍くなります。

今度は経済が回らず、会社が倒産。雇用も縮小。別の次元の問題が表出してきます。悪循環ですね。

だからといって、強引に活動すれば、今度はウイルス拡散の一因となってしまう可能性も高まります。

万一、そうなってしまったら、とんでもない責任を感じざるを得ません。

世界は、本当に大変な迷路に入ってしまいました。

西照寺でも3月までの法務など、気を付けようと思っていましたが、4月以降も影響がありそうなので、

非常に動揺しております。

例年ですと、5月に「春の文化財鑑賞会」、7月に「西照寺子ども祭り」を開催してますし、さらに

8月はお盆。9月はお彼岸。11月は「秋の文化財鑑賞会」「西照寺報恩講」と続きます。

現在は、5月と7月の行事をどのようにすべきか検討中です。

5月に予定している「文化財鑑賞会」は、自粛の方向性が強まっています。

この鑑賞会はご寄贈者様との御約束でしたので、当然ながら先方と意見調整を終えてから判断させていた

だきます。現在、見解の確認中の状況ですので、確認がとれましたら、ご連絡させていただきます。

東日本大震災から9年

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おはようございます。住職です。

今日は東日本大震災から9回目の3・11です。

私的には、もう9年か。との思いです。あの地震が起きた際、私は自坊に居りました。

子どもがまだ幼稚園児で、確か幼稚園が終わって、自坊の寺務所に私と妻と居たのです。

そしたら、あの地震が。西照寺の地盤は固く、地震でもあまり揺れなかったりするのですが、

あの時はとても揺れました。西照寺の現寺務所は、大きな窓ガラス(一面が多分180×90)が5面

並んでいるのですが(つまり、畳が5枚並んでいるようなもの)、そのガラスが地震の揺れで割れて

しまう!と思った程でした。あまりに揺れるので、すぐに子どもを抱えて屋外に非難しました。

自然な行動でした。後で思ったのですが、ご本尊(阿弥陀様)を抱えず、子どもを抱えて避難した

所が、何とも自分らしいなと苦笑してしまいました。皆さんからすれば、何言ってる?と思われてしまう

のでしょうが、僧侶の世界では、地震や火事などの緊急事の際、住職が真っ先に逃げ出さず、ご本尊を抱え

て逃げ出してきた!という話が武勇伝のように伝わっているのです。緊急事態だからこそ、本物の宗教者

かどうかが問われる一面と見なされているのかもしれませんね。

私の場合は、真っ先に抱えたのは、ご本尊ではなく、我が子でした! 阿弥陀様、申し訳ありません。

まぁ、それでいいんです。そんなものなのです。凡夫だから。

さてさて、大きな地震がおさまって、何事だ!?と思いTVを見ていました。今でも当時の光景が鮮明に

思い出されます。当時は寺務所のパソコンでTVが見れた(今は見れない)のですが、ヘリからの映像で

大津波がまさに来るという場面でした。確か、解説者が津波の心配の話をしていたら、津波が実際に来た!

という展開でした。その映像に言葉を失いました。川を遡上する津波。それを現場で見ている人。

その光景を上空のヘリで映し、それを見ている私。 上空からの映像では、広範囲が映し出されるので、

明らかに現場の人は、あと数分で大津波に飲み込まれる!と思える光景。

「何やってんだ!早く!、逃げろ!逃げて!」と画面に向かって喚く私。しばらくすると、画面は違う部分

を映してました。人が飲み込まれる姿なんて見たくないし、映してはいけないのでしょうね。

その時、死を見せない(隠す)現代社会を実感しました。見たくはない。でも現実に起こっている事。

それをどう捉えればよいのか。時には現実から目を背け逃げ出す勇気も必要だとは思ってます。

でも、逃げ出すことが当然となると、辛い現実を見ないようにするし、無かったことにしようとする。

そういう部分が問題を大きくしていくことに繋がっていくのだと思うのです。

だから私は、現実から目を背けすぎるのはいけないのではないか!?とも思うわけです。

この思いが、稀に私を「現実を正々堂々受け止めよう」との思いにさせてくれます。

教誨師として現場に向かう時や、東京教区の運動、人権の研修会での学びなど。

これらは、正直に言えば、私の自発的興味の領域にはありません。皆無。

でも、縁が整って、そのような取り組みと関わるようになる。

「興味がないから、見ないようにする」のは簡単。でも「興味はないけど、現実を受けとめてみよう」

と思うと、かなりの勉強というか、問題というか、大ごとであることに気づけるのです。

自分が受け止める世界の領域が拡がれば、様々な現実を知ることとなるので、本当に些細なことが

大事である事もわかってきて、行動が変わることもあります。感じることも変わってきます。

結局のところ、そんな現実を受けとめるだけでも、私は良かった!と思えます。

事は複雑で、悲しい現実もあるんだけど、それらを無かったことにして、見ないようにする生き方

よりも、現実を受け入れる生き方の方が、私は良かった!と思えます。何か明確な理由がある

わけでもありません。何が良かったのか!?との明確な説明もできないのですが、何となく良かった!と思

えるのです。そして、たぶんですがそう思える重要な要素は、社会から関心が向けられてないかも!と感じ

ている、つまり、見なかったことにされている現実に生きる人達は、「私達のことを知って欲しい!」とい

う部分の主張が大部分なのです。そこに、「保証」とか「強要」とかを求めている訳ではないのです。

この現実を知って!との訴えなのです。私も「保証」とか「強要」「変革」などを求められたら、正直重い

し、関わりたくないな!と思いますが、そんなことはないんだもん。

皆、この現実を知って!なのです。現実を知って、さらに何か行動したい!と思ったら、一緒に行動してく

れたら嬉しいです!程度なのです。たぶんですが、一番は孤独にしないで!という叫びなのだと思います。

良く聞くことですが、大きな震災などでも、時間の経過と共に、風化を懸念する被災者の声を聞きます。

きっと、忘れられてしまうこと、孤独を感じそうになっている自分(被災者の方)の声なのです。

時間が経過すると、被災地のことは、徐々に報じられなくなるし、段々と社会の視点が、被災地だけでは

無くなっていきます。その変化に、被災者の方々はついていけないのでしょう。そんなに簡単に切り替われ

ない。失ったものが大きすぎるんだもの。社会と自分の進む速度が違うから、そこに取り残されていってい

るような感じ方もするし、孤立化していく自分を感じるのだと思います。

そういえば、ちょっと前にジョーカーという映画がありましたね。私もレンタルDVDでみました。

妻は考えさせられる!と話して、私に視聴を進めましたが、私は正直、現実の話じゃん!と思っただけ。

特に考えさせられることなんて、ありませんでした。あれは現実の話。あの話が話題となってしまう社会が

問題なんです。皆見なかったことにしている。無かったことにしている。そこが大問題。

経営不振

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おはようございます。住職です。

昨日は暖かい日でした。もうストーブ不要だな。と思ってしまいました。

しかし、朝晩はまだストーブがあった方が良いと思いますね。

今(朝の8時50分)も、ストーブ点けてます。あれば点けてしまうのです。

さて、近年、西照寺はご門徒Hさんのお陰で、境内地がとても綺麗な状態を保つことができています。

Hさんが来て下さる前は、私が稀に掃き掃除などを行い、美化に努めていました。

しかし、私が出来る事以上に、Hさんが色々としてくださった結果、とんでもなく綺麗な状態を保つ

ことができているのです。本当にいつもいつもありがとうございます。\(^o^)/

日々、キレイな状態に保つというのは、とっても難しくて、小まめにやらないとなりません。

そういう意味では、日々の積み重ねが、しっかりと反映されてしまう部分なのです。

以前、ある方から教えてもらったのですが、経営不振となった会社を立て直すのに、一番効果的

なのは、トイレ掃除なのだそうです。だいたい経営不振の会社とかはトイレが汚いそうです。

おそらく、理由として「気回しができない」あるいは「掃除なんて誰もやりたくない」と考えるので、

「嫌なことは誰もやらない!」という会社になってしまっている。という事なのだろうと推察します。

全くの予想なのですが、このような状態となった会社は、おそらくお客様への配慮に欠け、お客様の求めを

汲み取れなくなってしまう。あるいは、やりたくないことはしない!という風潮なので、自覚がないままに

自分の会社中心の考え方となってしまい、商品やサービスも、自然と自社有利のものとなってしまっている

のだろうか!?と思っています。きっと、それらが関連し合いながら、経営不振となってしまうのでしょう

そう思ったら、西照寺は凄いです。掃除が行き届いているのです。

ご門徒Hさんが境内地を万全な状態にキープしてくださいます。屋内の清掃も、Kさんがお手伝いくださって

いて、キレイな状態をキープ。今の所、掃除という意味では心配無用です。

お寺は会社とは違いますから、上記のような経営不振の構造とは異なるでしょうが、ただし今後のお寺業界

も経営不振は多発することでしょう。あまりお寺を「経営」という視点でみることはないでしょうが、

実はお寺も「経営」していかないといけないものなのです。ただし、営利団体ではないので、普通の会社と

違う部分はそこなのです。お寺は非営利組織なので、非営利組織の経営が大事となります。

根本的に何が違うか!?と言われると、簡単に言えば、営利団体は、収益事業の利益を株主に還元すること

が許されていますが、お寺は収益事業を行って利益がでた場合、それは公益事業に使わないといけないので

す。限定されているのです。皆の利益となるようにお金を使う。だったら皆が楽しめる事に使うべきですね

例えば、今の西照寺であれば「こども祭り」とか「文化財鑑賞会」とか、私が取り組んでいる「教誨師」と

かは、いずれも公益事業を意識している取り組みなのです。

しかし、折角これらをやるのであれば、皆がもっともっと楽しめる「何か」を意識すべき!と仲間から言わ

れています。最近。だから考えています。でも、数年考えて辿り着いたところがあります。

「夢」とか「ドキドキ ワクワク」です。子ども達に提供したいのは、未来へのドキドキワクワクという

「好奇心」なのです。