日記

「地球へのバラード」傷みの泉から祈りの声を

おはようございます。住職です。

昨夜は、とある方からのお誘いで、コンサートのチケットを頂戴していたので、少し興味もあり

参加してきました。

共通チケットの5月4日の「地球へのバラード」です。

会場は、すみだトリフォニーホール  最寄り駅は錦糸町です。

私は

東松山駅から池袋を経由してJR山手線で秋葉原まで。秋葉原からはJR総武線に乗り換え、錦糸町駅まで。

駅から歩いて2分ほどのところに、ホールがあります。

大ホールはビルの2階が入口

残念ながら、乗車予定だった東上線を2本乗り遅れ、結果として開始時間より20分ほど遅れて会場入り。

当然、演目中なので会場には入れず、曲が終わるまで会場の外で待機。

ようやく中に入れました。ホールの中の写真は撮っていません。

6時半頃から9時半頃(アンコール含め)まで。

私はコンサートなど聞きに来ることはないのですが、今回は、誘ってくださった方が関わっている為、

ちょっと興味がでたので、私的には珍しく来場することに。

実は私、小中学生時代の芸術の成績もとても悪く、芸術に関するセンスなし!と自認することに。

それが原因で、芸術に全く興味が持てずに40歳頃まできました。

それが突然、40歳前後から、とある先生と出合うことで、その環境が一変。それは後日綴ることにします

さて、「地球へのバラード」。合唱のコンサートでした。

チケットにも書いてある通り、やまとうたの血脈 ということで、全部日本の曲です。

さらに、副題にある「傷みの泉から祈りの声を」との通り、感じ入ることができました。

正直、何も予習していかず、ただ感じるまま聞くことにしたのです。

以前、私の芸術の先生から「予備知識は必ずしも必要ではない。時に予備知識が邪魔になることもある」と

聞いていたこともあり、タイトルだけは事前に知っていましたが、その他は調べませんでした。

合唱のコンサートだということさえ、考えていなかったくらいです。

会場に入って、合唱に耳を傾けることに集中しました。目を閉じました。

すると、コンサートホールなので、響きが素晴らしい。各曲のリズムと響きが相まって、副題の表記通りの

「何か」が伝わってきました。

あぁ、伝わるって、言葉だけではないんだ。と改めて知らされることとなりました。

私は理論的な方なので、どうしても、意味や論理で考えるし、「伝える」ということに関しても、言葉を介

在させないと、きちんと伝わらないのでは?と そんな考えをもっていた時期もありました。

しかし、そうではない。言葉で伝えるのは一手段。その他の方法も多分にあるのです。

もう一つ、大事なのは、私の先生が教えてくれた「感じ取るセンス」

伝える側にも、伝わるように発信するセンスが必要なのだけど、伝えられる側にも、感じ取るセンスが必要

なのだと改めて思わされました。

それにしても、コンサートはほぼ満員。千何百人か入るホールなのでしょうから、それだけ人を集めるとい

うことも、また凄い事です。ちゃんと届いたんだなと思わされます。だから人が集まるのです。

色々な意味で、学びが深まる昨晩でした。行ってきて良かったです。経験は重要。