日記

西本願寺と築地本願寺 宗派とお寺の関係

おはようございます。住職です。

今日は連日のブログ内容と少し異なる話題を綴ります。

このお寺、西照寺は浄土真宗本願寺派という宗派に属しています。

その宗派の本山は、京都にある西本願寺です。この宗派に属するお寺は全国に約1万あります。

1万のお寺が纏まるわけですから、当然組織化するわけです。(いわゆる、それが宗派と言われる組織)

この組織で働く人を宗務員というのです。宗派の業務をする員という意味ですね。

宗務員は、毎日宗派でお仕事をするわけですから、宗派からお給料をもらいます。いわゆる正社員ですね。

一方、宗派に属している各お寺(例えば西照寺)は、宗派に毎年賦課金というお金を納めるのです。

因みに、各お寺の住職や坊守はお寺から給与をもらっています。

各お寺は、宗派に属することで、お経、教え、設備などが統一され、世間からの信頼度も高まります。

さらに、各お寺は国や役所に提出する書類など事務作業においても、宗派が介在してくれることによって、

簡易化されるのです。さらに、同じ宗派のお寺同士は安心して仲間意識を共有でき、困ったことがあれば

助け合いができる環境も自然と生まれるのです。これらは、各お寺が宗派に属し助かる点なのです。

そうやって、宗派と各お寺の関係があるのです。

しかし、全国に1万のお寺があれば、宗派の本山も管理の仕方が大変です。

そこで、宗派目線で管轄しやすくなるように、全国を独自の目線でエリア分けしているのです。

それが「教区」という単位名称なのです。そして、それぞれの教区には、本山の支所となる教務所

を備えているのです。

例えば、西照寺は埼玉県に存立するお寺ですが、西照寺は宗派の管轄エリアで言うと、東京教区という

エリアになります。東京教区は、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、山梨、静岡がエリアとな

ります。教区の中では、当然ながら広域教区になります。その東京教区の教務所は築地本願寺内にあるわけ

です。因みに、築地本願寺と西本願寺との関係ですが、分かりやすく言えば、京都の西本願寺が本社だとし

たら、築地本願寺は東京本社みたいな感じです。おおよそイメージしやすいかもしれません。

もちろん、当然ながら京都の西本願寺が中心ですよ。西本願寺と築地本願寺は当然ながら対立するような

関係性になり得ません。指揮系統も1本ですから、今後も対立関係になるような事はあり得ないのです。