日記

暑い日 着物を着ていると

こんにちは 住職です。

今朝も日課をこなして、ご法事です。

朝から立て込んでいて、ブログ更新が遅くなってしまいました。

それにしても、今日は暑い。今年の真夏のような日差しです。ただ、さすがに風には若干涼しさを感じる

ので、その点が真夏とは違う部分ですね。

このような暑さの中、日中に墓前で読経するのは、短時間といえども、数回続くと汗だくになります。

私の場合、毎朝運動していることも手伝って、特に汗が噴き出てくるようになっているのです。

ただでさえ、汗かきやすい状態で、この暑さ。さらに、ご法事の場合は、着物を着るのです。

因みに、お坊さんの格好は、着物を3枚着てます。襦袢(ジュバン・着物版の下着みたいなもの)、

白衣(これも下着みたいなものですが、肩から足首までの長さの白い着物)、黒い衣(お坊さんが着てい

る黒い着物)です。さらに、ご法事になると、その上に袈裟を付けるので、実質4枚を重ねているような

ものなのです。さらにさらに、襦袢という着物用の下着を着るのですが、その下に、私の場合は習慣なの

か、洋服版の下着を着てしまいます。私の場合はユニクロのエアリズムですね。

ですから、ユニクロのエアリズムを着て、その上に襦袢→白衣→黒い衣→ご法事の際には袈裟も。

ということで、最大5枚を重ねて着るので暑いのなんの。もちろん、着物は夏用で風の通りもよく、

生地も薄いように作られてはいますが、それでも5枚も重ねていたら汗だくになるのです。

顔は涼しいように見せていますが、身体は汗だくです。

汗は、だいたいエアリズムが吸収してくれますから、着物を脱いだ時は、下着がビチョビチョです。

まるで運動直後のように。襦袢も湿っています。でも、白衣まではさほど影響しないのです。

もちろん、一時的には汗で白衣も濡れる場合がありますが、でも、さほどでもありません。

着物ですから、洋服みたいに毎日洗濯はできません。ですので、なるべく汚さないように

洋服版の下着と襦袢が重要となるのです。襦袢は上半身だけの丈なのです。ですから、襦袢は洗えます。

もし、洋服版の下着を着ないで、直接襦袢だったとしたら

おそらく、白衣や黒い衣まで影響が大でしょう。

しょっちゅう洗濯しなければならなくなるので、大変すぎると思われます。